ソフトバンクは4月1日、勤務間インターバル制度の導入、就業時間中の禁煙、年次有給休暇取得奨励日の設定などの施策を開始する。健康経営をさらに推進して、社員が心身ともに健康で常に活力にあふれた組織を実現することが目的。

勤務間インターバル制度の導入

社員の生活時間や睡眠時間を十分に確保することを目的に、終業から次の始業まで一定の休息時間を設ける「勤務間インターバル制度」を導入。全社員を対象として、終業から次の始業までに10時間以上の連続した休息時間を取ることを義務付ける。

ただし、緊急の対応を要する業務や時差がある海外の企業との電話会議など、やむを得ないケースであると上長に認められた場合は例外となる。

就業時間中の禁煙

受動喫煙の防止および喫煙率の低下を目的に、就業時間中を段階的に禁煙にする。

まず2019年4月からプレミアムフライデー(毎月最終金曜日)の就業時間中の喫煙を、次に2019年10月からプレミアムフライデーに加えて「定時退社Day」(毎週水曜日)の就業時間中の喫煙を禁止。2020年4月から就業時間中を全面的に禁煙にする。なお、全国の事業所内の喫煙所は、本社の移転を機に2020年10月をめどに撤廃するという。

年次有給休暇取得奨励日の設定

オンとオフのめりはりをつけた働き方を促進することを目的に、プレミアムフライデーや、土日と祝日に1日だけ挟まれた平日、ゴールデンウイーク期間中の平日などを年次有給休暇の取得奨励日とし、より社員が有給休暇を取得しやすい環境を整える。

また、がんの通院治療が必要な社員を対象に、がん治療休暇を設ける。

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