米Appleは18日(米国時間)、「iPad Air」の新モデルを発表しました。画面サイズは10.5インチで、本体の厚みは6.1mm。Appleは“超薄型”をうたっています。
2013年に初代が発表されたiPad Airは、その翌年となる2014年に第2世代モデルiPad Air 2が登場。しかし2016年、9.7インチiPad Proが登場したのち販売が縮小され、2017年の第5世代9.7インチiPadの発表をもってAppleのiPadラインナップから姿を消していました。
今回発表された新モデルの名称は、何もつかない「iPad Air」。その特徴は、10.5インチRetinaディスプレイ、A12 Bionicチップ、Apple PencilやSmart Keyboardのサポートなど、です。
10.5インチRetinaディスプレイの解像度は、従来より少し密度が高くなった2,224×1,668ドット。iPhone XSなどと同じA12 Bionicチップを搭載することで、パフォーマンスは大幅に改善され、同社はARゲームをするにも高解像度の動画を見るにもノートを取るにも便利なデバイスだとアピールしています。
カメラは背面8MP、前面7MP。ホームボタンも搭載し、ロック解除はTouch IDを用いる仕組みです(Face IDではありません)。また、インタフェースはLightningコネクタが引き続き採用されました。
18日から販売を開始し、来週には店頭に並ぶといいます。ラインナップは容量64GBと、容量256GBの2種類に、それぞれWi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデルが用意された計4製品。価格は54,800円(税別)からとなっています。
製品名 | 希望小売価格(税別) |
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iPad Air(64GB、Wi-Fi) | 5万4800円 |
iPad Air(64GB、Wi-Fi+Cellular) | 6万9800円 |
iPad Air(256GB、Wi-Fi) | 7万1800円 |
iPad Air(256GB、Wi-Fi+Cellular) | 8万6800円 |
本体サイズはW174.1×D6.1×H250.6mm。重さはWi-Fiモデルが456g、Wi-Fi+Cellularモデルが464gと、かつてのiPad Air 2より少し重くなりました。カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色。日本でもすでに、Appleのオンラインストアで注文できる状態です。