ロックバンド・TUBEのギタリストである春畑道哉が、フジテレビ系サッカー中継のテーマ曲を描き下ろした。26日に放送される『キリンチャレンジカップ2019 日本×ボリビア』(19:00~21:30 ※延長対応あり)を皮切りに、サッカー関連特集番組、ニュース番組などでも広く使用される。
このテーマ曲のタイトルは「FANTASIA ~LIFE WITH FOOTBALL~」。春畑は、1998年から20年間にわたってフジ系野球中継テーマ曲として使用されている「JAGUAR」も手がけており、今後はサッカー、野球と、春畑のギターサウンドがフジのスポーツ中継を彩ることになる。
春畑は「番組プロデューサーからのオファーは熱意に満ちており、最初の打ち合わせから自分の中でもとてもハードルが上がりました。そのイメージ通り、またはそれ以上の曲を作る!!という意気込みで取り組んだのですが、“日本代表として戦う覚悟”という言葉に意識が行き過ぎ、最初に作った曲はかなり重厚感、荘厳感といったイメージが強いものでした。もっと試合の感動・興奮・歓喜・高揚感にフォーカスを当ててほしいというアドバイスに基づき、メロディーを書き直してみたところ、この曲はみるみる生まれ変わり、生命が吹き込まれていきました」と制作過程を紹介。
「『FANTASIA』というタイトルには、幻想曲という意味と、想像力あふれるプレーで観る者を魅了する選手という2つの意味が込められています。この『FANTASIA』が明日への活力へとつながり、勇気を与えてくれる、そんな曲になってくれたらうれしいと思います」と呼びかけた。
フジ系サッカー中継MCのジョン カビラは「Life With Football! 熱い応援を送るサポーターを鼓舞する最高の前奏曲が完成しました。心技体、選手が己の全てを賭ける真剣勝負への期待感。膨らむ勝利への渇望が見事に展開するテーマ曲! 愛してやまない選手たちと同じく勝鬨(かちどき)を上げることを信じ、さあ、このサウンドトラックと共にさらなる高みへ!」と大興奮。
フジテレビの植村敦チーフプロデューサーは「サッカーの持つ高揚感、躍動感、歓喜の瞬間のイメージにぴったりマッチしたこの壮大な曲が、誇り高き選手たちと、聴いていただいた全てのサポーターのみなさんに勇気を与える、そんな『人生の賛歌』になることを願っております」と話している。