フジテレビの宮澤智、三上真奈、新美有加、久慈暁子アナウンサーが、同局開局60周年特別企画ドラマ『大奥 最終章』(25日20:00~22:54)に出演する。

  • (上段左から)宮澤智アナ、三上真奈アナ (下段左から)新美有加アナ、久慈暁子アナ=フジテレビ提供

4人が演じるのは、御鈴廊下(おすずろうか=将軍が大奥に向かう際に通る廊下)や、御座の間での総触れ(将軍への謁見)で将軍・吉宗(大沢たかお)を迎える女中。吉宗は将軍就任早々、幕府の財政立て直しのために、外に出しても身の振り方に困らないであろう若く美しい大奥の女中たちを大量に解雇したが、『大奥 最終章』では、この史実を忠実に再現している。

劇中では、大奥総取締・高瀬(南野陽子)が吉宗に次々と美女を紹介し、吉宗が若く美しい女中たちを選び彼女たちは喜ぶものの、実は選ばれた彼女たちが解雇されるというシーンが描かれる。このシーンに出演した宮澤、三上、新美、久慈の4人のアナウンサーは、吉宗からクビを言い渡されるのか、それとも大奥に残ることになるのか…。撮影は2日間にわたって行われ、三上&久慈アナは御鈴廊下、宮澤&新美アナは御座の間での総触れに、それぞれ出演する。

撮影を終え、宮澤アナは「ピリッとした空気感で気を抜くヒマもありませんでした」、新美アナは「同じシーンを何度も繰り返しいろいろな角度から撮影していて、ドラマ作りは本当に緻密な作業だと感じました」、三上アナは「監督から、首の角度について何度もダメ出しをされてしまいました。最終的に正解が分からないまま、撮影が終わってしまいました(笑)」、久慈アナは「三上さんが先に演技をされていたので、“こういう風にやるんだ”と事前に学べたので助かりました(笑)」とコメント。

豪華な衣装に、宮澤アナは「本当に美しいお着物で、重みを感じました。今後の人生で、あんなにキレイなお着物を着ることはないと思います(笑)」、新美アナは「打掛を羽織るのは初めてだったのですが、西陣織の打掛と聞いて、“もう、何もこぼせないな”と(笑)」、三上アナは「着物を脱いだ後の開放感がすごかったです(笑)」、久慈アナは「撮影ではたくさんの方々が打掛を着ていらしたのですが、皆さんそれぞれに色や柄が違って、それを見ているだけで楽しかったです」と感想を述べていた。

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