JR東日本、JR北海道、JR西日本、日本レストランエンタプライズは15日、東北・北海道新幹線と北陸新幹線における「グランクラス」車内サービスを4月1日からリニューアルすると発表した。軽食を一新するとともに、日本酒や茶菓子も地域の魅力をより感じられるメニューに変更する。

  • 東北・北海道新幹線の軽食。左が上り、右が下り(JR東日本提供)

  • 北陸新幹線の軽食。左が上り、右が下り(JR東日本提供)

「グランクラス」の新しい軽食は日本料理「一凛」店主、橋本幹造氏の監修の下、沿線の魅力(地域食材)を取り入れる。東北・北海道新幹線の上りは「数の子醤油漬け」「いくら醤油漬け」「鰊(にしん)甘露煮」「酢飯(岩手県産たかたのゆめ)」など、下りは「鮭甘酒漬け焼き」や「白飯(岩手県産たかたのゆめ)」などを使用。北陸新幹線の上りは「炙り〆鯖」「酢飯(福井県産いちほまれ)」など、下りの軽食は「鰆甘酒漬け焼き」「白飯(福井県産いちほまれ)」などを使用する。

車内で提供する新しい日本酒は、東北・北海道新幹線が「伯楽星 純米大吟醸」(180ml)、北陸新幹線が「天狗舞 純米大吟醸50」(180ml)。新しい茶菓子は、クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」などで総料理長を務める岩崎均氏の監修による沿線の素材を使用した茶菓子を提供する。