特撮ドラマ「牙狼<GARO>」より、黄金騎士の家系に生まれた冴島雷牙シリーズの最新作がいよいよスクリーンに登場。『牙狼<GARO> -月虹ノ旅人』として、2019年秋に新宿バルト9ほかにて劇場公開されることが決定した。

2016年の金狼感謝祭にて製作されることが発表されて以来、続報が待たれていた本作。冴島家の直系である、冴島雷牙を主人公に描かれる。雷牙は、2014年に放送されたTVシリーズ『牙狼<GARO> -魔戒ノ花-』に登場。劇中では雷牙の葛藤と成長、マユリとの心のふれあいが描かれ、優しさと強さを併せ持つ歴代最強の黄金騎士として人気を博した。

原作・脚本・監督は、シリーズの生みの親である雨宮慶太氏。主人公・冴島雷牙を演じるのは、俳優・中山麻聖。『魔戒ノ花』に引き続き、マユリ役には、NHK連続ドラマ『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』やFODとNetflixの連続ドラマ『夫のちんぽが入らない』などで主演を務める石橋菜津美、クロウ役には『魔法少年★ワイルドバージン』や『笑いの枝折り』などの公開が控える水石亜飛夢、ゴンザ役には、「平成ガメラ」シリーズで知られる名バイブレイヤー螢雪次朗が再集結する。

前作の石板に封じ込められた滅びの花「エイリス」との闘いを経て、次はどのようなストーリーが待ち受けるのか。心技体すべてにおいて歴代最強の冴島雷牙のさらに成長した姿に期待したい。映画はすでに撮影は終了し、完成に向けて最後の仕上げ中だという。

冴島雷牙役 中山麻聖コメント

牙狼を応援してくださっている皆さん『ただいま』です。帰ってまいりました。マユリ。それにクロウ、ゴンザ、ザルバ。そしてなにより雨宮監督。またみんなとご一緒出来る事が本当にうれしいです。もちろん、牙狼を応援してくださっている皆さんとお会い出来ることも。「牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-」公開まで、もう少しだけお待ちください。

マユリ役 石橋菜津美コメント

魔戒ノ花からその後、マユリはどう変化し成長したのか。私個人としても、とても気になっていましたので、今回、月虹ノ旅人でまたマユリとして雷牙の横に居て、マユリとしての景色を見れる時間がうれしく、幸せな時間でした。月虹ノ旅人は牙狼ファンの方々には、もう、とんでもなく熱い内容になっていると思います。きっと最初から最後まで、そして何度も楽しめる作品になっていると思いますので、是非劇場でお楽しみ下さい!

クロウ役 水石亜飛夢コメント

魔戒烈伝から三年半。再びクロウとして帰ってくることができました。雷牙さん、マユリさん、ゴンザさん。仲間であり、家族のような存在でもある皆さんとまた一緒に戦えることをうれしく思います。もちろん僕自身も! "牙狼"を愛する皆さんに早くこの作品を届けたい想いでいっぱいです。公開まで、期待を膨らませてお待ちください!

ゴンザ役 螢雪次朗コメント

【題名:ゴンザの告白】ゴンザは久し振りに雷牙様や皆様にお会いしてうれしゅう御座いました。私は腰を打ちながらも身体を張って活劇なども致しました。髪は薄くなりましたがまだまだ元気です。さらにあんなことやこんなことまで……!! ああ、告白してしまいたい……。いやいや! なりません! 映画を観てのお楽しみです!!

また、4月25日~5月7日に、中野ブロードウェイにある「Animaga Zingaro」にて、公開を記念した「牙狼〈GARO〉原画展」の開催が決定した。「牙狼〈GARO〉」シリーズのために雨宮慶太監督が描き下ろした原画やデザイン画の展示に加え、ガロの鎧、衣装などを展示。会場では原画展のために製作されたオリジナルグッズや複製原画が販売される。さらに「牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-」前売り券を特別先行販売する。雨宮慶太監督によるライブドローイング、サイン会なども開催される予定だ。詳しくはガロプロジェクトのHPにて今後発表される。

(C)2019「月虹ノ旅人」雨宮慶太/東北新社