ゼブラはこのほど、上場企業で正社員として働く40代50代に、学び直しについての意識調査の公表した。調査は3月、3,692人を対象にインターネットで行われ、詳細調査は108人を抽出した。
調査の結果、約90%が定年後も「働きたい」「働く必要がある」と考えていることがわかった。多くの人が長く働き続けたいと考えているなか、具体的に何歳まで働きたいかを聞くと、65歳までが31%、70歳までが40%、75歳までが18%となった。
全体調査3,692人のうち、73%となる2,702人が勉強の必要性を感じている。勉強の理由は「長く働き続けたい」「収入を増やしたい」が多く、その他「副業をしたい」「やりたい仕事がある」「独立・起業したい」が続いた。
仕事のために勉強が必要と思う人2,702人のうち、約7割の1,859人が実際には勉強していないと回答。勉強をしていない理由は「何を学べばよいか分からない」「記憶力や集中力の低下」「勉強の仕方が分からない」などが挙げられている。
学びたいこととしては「語学」「金融・会計」ほか、さまざまな回答が寄せられた。勉強している人の勉強法は「書籍・問題集による自習」が多く、暗記の方法は、「ノートに書く」「黙読」「蛍光ペンで引く」など昔ながらのやり方が主流となっている。
その他のこだわりの勉強法としては、「暗記する時はひたすら書く」「自分でオリジナルの問題を作成してみる」「共に学ぶ仲間を見つけて励まし合う」「動画投稿サイトやアプリを活用する」「トイレや電車などの時間を活用して勉強する」などの方法が見られた。