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【この記事のエキスパート】
整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター:瀧本 真奈美
株式会社クラシングR 代表取締役
化粧品会社勤務、看護師を経て転職。
整理収納コンサルタント、住宅収納スペシャリスト、時短家事コーディネーター(R)expert他、資格有。
出版書籍6冊、掲載誌は130冊を超える。
専門家として「サタデープラス」「ZIP!」「ラヴィット!」などメディア出演も多数。
SNS総フォロワー19万人のインフルエンサーとして暮らしを提案、執筆、講演、SNSコンサル業務、ショップ経営など幅広く活動している。
この記事では、調味料の分量を量るのに便利な計量スプーンの選び方とおすすめ商品を紹介します。 貝印や無印、OXO、ハリオといった人気ブランドを厳選。大さじ・小さじが1本で完結する一体型や、1gから量れる便利なデジタル式、バラバラにならないマグネット式も!
計量スプーンはこんなに便利!
料理をするときに、計量スプーンを使わずについつい目分量で計ったり、スプーンなどで代用したりしている方もいるのでは? 計量スプーンがあれば、調味料を正確に量れるので作るたびに味が大きく変わることも減り、料理の味を安定させることができます。
料理のほかお菓子作りにも計量スプーンは活躍します。コーヒーや粉のお茶を入れたいときにも正確な量がひとさじで量れるので便利です。
大さじ、小さじは何グラム?
計量スプーンには、大さじと小さじの2種類があります。レシピ本などでもよく見かける表現ですが、大さじ1=15ml、小さじ1=5mlと決まっています。
ただし、g(グラム)で測るときは調味料によって重さが変わるので注意が必要。計量スプーンがないときは、グラムで測って代用ができますが、どの調味料が何グラムかを知っておかないといけないので計量スプーンがあると便利です。
また、海外のレシピサイトなどでは、大さじ1を「Table spoon(tbsp)」、小さじを「Tea spoon(tsp)」と表記されていることが多いです。あわせて知っておきましょう。
計量スプーンの選び方
それでは、計量スプーンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記のとおり。
【1】よく使う分量を量れるもの
【2】素材(使いやすさ)
【3】形状や収納のしやすさ
【4】計量スプーンの機能や利便性
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】よく使う分量を量れるものを選ぼう
計量スプーンは、大さじ(15ml)と小さじ(5ml)が量れるものがセットになっているものが一般的です。商品によっては、小さじ1/2や大さじ1/2、大さじより多く計量できるものなどもあります。使う頻度の高いものが含まれている商品を選びましょう。
また、お菓子作りなどで計量スプーンを使用するなら、より細かい分量を量れる商品を選ぶのがおすすめです。
【2】素材(使いやすさ)をチェック
計量スプーンは、ステンレスやプラスチック、木製や陶器などさまざまな素材で作られています。使う調味料によって扱いやすさやお手入れのいやすさが異なるので、チェックしましょう。
万能なのは「ステンレス製」
醤油や塩、油や粉類など、さまざまな調味料を計量することが多いなら、ステンレス製の計量スプーンがおすすめ。ステンレス製は汚れを落としやすいので、油などを計ったあとでもサッと洗って拭くだけで使えるのも魅力です。耐久性もあるので、長く使いたい方にもぴったり!
軽くて扱いやすいのは「プラスチック製」
軽量で扱いやすいのはプラスチック製の計量スプーン。価格が手ごろなのも魅力のひとつです。ただ、油落ちは弱いので、油を計量することがあまりない方におすすめ。
酸には強いので、お酢などを計量するのにも活用できますよ。
粉類の計量・デザイン重視なら「木製」「陶器」「珪藻土」
湿気に弱い粉類を計量するときには、計量スプーンに粉がつきにくい素材の木製や陶器、珪藻土で出来たものがおすすめ。かわいく温かみのあるデザインのものが多いので、キッチンをおしゃれにしたい方にも向いています。
ただ、木製の計量スプーンは水分を吸ってしまうこともあるので、液体の計量には向いていません。洗ったあとに乾きにくいのも難点なので、注意が必要です。
【3】形状や収納のしやすさをチェック
計量スプーンは、商品によってさまざまな形状があります。スプーン型になったものが一般的ですが、すり切りができるタイプや、両端に大さじ・小さじがついたダブル計量タイプ、スプーンの部分を重ねてスリムにし、収納に便利なものなども。
また、柄の部分がフックになったものなら引っかけて収納することができるので、おしゃれなデザインのものなら見せる収納をしてもよいでしょう。スプーンの部分を立てて置けるものは、収納スペースが小さく済むだけでなく、計量し終わったら調理スペースも確保できます。自分にとって使いやすいものを選びましょう。
【4】計量スプーンの機能や利便性をチェック
計量スプーンには、より使いやすいよう工夫を凝らした商品がたくさん販売されています。いくつか工夫のポイントを紹介します。
1本で何役にもなる「目盛り付き」
「そんなに本数はいらないけれど、こまかく計量もしたい」という方は、1本で何役もこなす目盛り付きの計量スプーンがおすすめです。大さじや小さじの部分に目盛りが付いており、大さじ1/2や小さじ1/2をかんたんに量れます。
目盛り付き計量スプーンは、スライド式で大さじや小さじにワンタッチで切り替えができるものもあります。
置いて計量できるものや先がとがったものも
計量スプーンの側面が平らになっており、テーブルなどに置いて使えるタイプの商品もあります。液体の計量をするときにも、両手で醤油などを持って量ることができとても便利! 液体などの調味料をこぼさずに計量したい、という方はぜひ試してみてくださいね。
ほかにも、先がとがっている計量スプーンもあります。残り少なくなった粉末の調味料などをすくいたいときに便利です。
正確性重視なら「デジタル式」もあり!
スパイスや調味料は正確に量る必要があり、料理によっては1gや5gなどの微妙な分量を入れる場合がありますね。一般的な計量スプーンでは難しいですが、デジタル計量スプーンならかんたんに量ることができます。
電池式になっていて、商品によっては0.1g単位で量れます。スプーンの柄の部分に液晶表示されるので、正確な量がわかります。スパイスや調味料の味付けだけでなく、塩分や糖分が気になっている方にも便利ですよ。
なお、デジタル計量スプーンは手に持っていると正しく計量できないことがあるので、置いた状態で量りましょう。商品のなかには、水洗いができないものもあるので確認するのが重要です。
計量スプーン以外の用途に使えるものも
計量スプーン以外の用途で使える商品もあります。たとえば、スプーンの部分がすりおろし器になっているので、しょうがやわさびなどをすりおろしてそのまま計量もできます。
そのほかにも、マドラーとして使える、クリップがついているなど商品によっていろいろな機能があります。2wayで使えるものなら、キッチンの省スペースにもなります。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
実用性とデザイン性のバランスを見よう!
安価なものもたくさん販売されている計量スプーンですが、熱で変形してしまったり、すぐに折れたりしてしまっては結局長く使えずに、無用のごみを増やしてしまうことにもつながります。
また買い替えの頻度が高いと不経済でもあります。ある程度長く愛用できるものを選び、その上で使い勝手よく、見た目も満足のいくものにすると毎日の料理時間も楽しくなるはずです。
実用性なのか、デザイン性なのか、正確性なのか、あるいはいろいろと兼ね備えたものなのか? ご自分が大切だと思うポイントを考えながら選ぶと失敗しません。