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【この記事のエキスパート】
フードディレクター:SHIMA
楽しい、嬉しい、美味しい、簡単をコンセプトに料理研究、レシピ開発、講師、スタイリング、コラム執筆などを行う。
基本はもちろん、時短で簡単をモットーに、料理が得意じゃなくてもお料理が楽しめるようなレシピが人気。「食からのコミュニケーション」を目指しブログ「簡単!節約!おしゃレシピ」、料理動画「SHIMA’s Simple Cooking TV/シンプルクッキング」を配信。
食に通じることには何でも好奇心旺盛。新商品や普段使いのアイテムなども日々研究中。
この記事では、キャンプ飯で活躍するスキレットの選び方とおすすめ商品を紹介します。ロッジやストウブ、ニトリといった人気メーカーの商品をはじめ、家庭で使えるIH対応の商品や、気軽に使えるミニサイズ、便利なフタ付きの商品を厳選。シーズニングや手入れ方法も解説します。
素材をムラなく加熱できる
スキレットのメリットとは
スキレットは、火のあたりがやわらかく、素材をムラなく加熱できるのがメリットのひとつです。じっくりと全体に火を通すので旨味を逃がさず凝縮しながら調理できます。
また、調理したてをそのままテーブルにだすことができ、蓄熱性も高いので、アツアツの料理が長く楽しめます。
シンプルながら重厚感のあるデザインは、そのままテーブルに出してもおしゃれで、インスタ映えする仕上がりになりますよ。
SNSなどで写真映え間違いなし!
スキレットの選び方
フードディレクターのSHIMAさんにお話をうかがい、スキレットを選ぶときのポイントについてご紹介していきます。ポイントは下記。
【1】サイズ
【2】深さ
【3】素材
【4】底の厚み
【5】フタ
【6】取っ手
【7】IH対応
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】作る料理の量にあわせてサイズを選ぼう
調理器具としてだけではなく、器としてアツアツのまま食卓に出せるのが魅力のスキレット。市販されているスキレットは、直径約10cmくらいから30cmくらいのものまであり、作る料理の量によって必要な大きさが変わってくるので下記を目安にえらんでみましょう。
▼1人分
15cm前後の小さめのもの
▼3〜4人分
22~30cmくらいの大きさのもの
【2】調理方法で深さを選ぼう
スキレットの深さは、作りたい料理の調理方法によって選びましょう。深型を選んでおけば、様々な用途で使うことができるので、迷ったときや、まだどんな料理に使うかわからない場合は深型がおすすめです。
▼炒める、焼く(目玉焼きなど…)
浅型
▼煮込む、ゆでる、パン焼き(アヒージョなど…)
深型
【3】機能性を考えて素材を選ぶ
スキレットの多くは、鋳鉄製です。なかにはほかの素材を使用したスキレットも販売されています。主な素材をご紹介しますので、自分にぴったり合うスキレットを見つける参考にしてください。
鋳鉄|冷めにくく余熱調理やキャンプにぴったり
一度温めると冷めにくい鋳鉄製のスキレットは、じっくり火を通す調理や余熱調理にぴったりです。とても丈夫なので、アウトドアやキャンプ先で火を起こして調理したいなら、鋳鉄製を選びましょう。
鋳鉄製は、シーズニングと呼ばれる慣らし作業を必要とします。面倒に感じる人は、シーズニング済みを選べばたわしなどを使って温水で軽く洗えばすぐに使用可能です。洗剤を使わずに洗う点も注意しましょう。
耐熱陶器|電子レンジで使えてお手入れかんたん
スキレットが欲しいけれど、お手入れが気になる人は耐熱陶器製を探してみましょう。電子レンジ、オーブンや直火で利用できるので、とても便利です。
電子レンジが使えるため、時短クッキングに興味のある人にもぴったりです。さらに食洗機を使って洗浄できるなど、特別なお手入れをする必要はありません。鋳鉄製より衝撃に弱い点は注意が必要です。
ホーロー|鉄とガラス両方のよさが融合
ホーローとは、鉄にガラス質の秞薬をコーティングし焼きつけ、鉄の強度とガラスの耐久性・耐酸性を合わせもった素材のことです。ホーロー製のスキレットは、カラバリが豊富で食卓を華やかに演出できます。
インスタ映えするスキレットを探しているなら、ホーロー製がいいでしょう。ただし、ホーローは急激な温度変化に弱いので、鋳鉄製のようなハードな使い方はできません。
【4】底の厚みもチェック
底の厚みもチェックしましょう。底の厚みは「板厚」と表記され、厚みある方が食材にじっくりと均一に熱を伝えて、焼きムラもできにくい傾向にあります。また、厚みがある分蓄熱性がたかくなるので、厚みのある食材でもしっかり中まで火を通すことができます。
また、板厚薄いものは早く温まるものの、表面を焦がしやすくなるので注意して調理しましょう。
【5】煮込み・無水調理がしたいならフタ有を選ぶ
スキレットは、もともとキャンプなどのアウトドアで使われていた調理器具です。スキレットはふたがなくても、もちろん調理可能ですが無水調理や・ダッチオーブンのような使い方がしたい場合はフタの有りを選びましょう。
また、今はまだ必要かわからないという方は、ふたは別売りになっていることがほとんどなので、必要になってから後で購入するのもおすすめです。
【6】持ち手のタイプで選ぶ
スキレットの持ち手は鋳鉄製が多く、調理中はもちろん調理後も長い間取っ手部分も高熱になります。15cm以上の長さがある持ち手だと、ミトンなどでしっかりつかめて便利です。
また、小さ目のオーブンで利用する場合は、両側に短い取っ手がついた商品がおすすめ。両手で持てるので安定しやすいですよ。
【7】IHに対応しているか事前に確認
オーブン調理などでも活躍するスキレットですが、火にかけて使う場合は注意が必要です。IH対応のものも増えましたが、素材などによっては使えない熱源などもあるので、家庭での対応熱源もチェックしましょう。
「買ってきたらガスのみ対応するもので、自宅のIHでは使えなかった」なんてことも。購入を考える際には使っている熱源や使用したい熱源を必ず確認するようにしましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)