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【この記事のエキスパート】
フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。

雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。

講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。


料理家の江口恵子さん監修のもと、美味しいエクストラバージンオリーブオイルの選び方とおすすめ商品を紹介します。オリーブオイルとの違いや本物・偽物の見分け方、使い方についても掲載。ガルシアやボスコ、味の素といった人気ブランドの製品を厳選してピックアップします。

普通のオリーブオイルとの違いは?
エクストラバージンオリーブオイルとは?

エクストラバージンオリーブオイルとは、国際オリーブ協会が定めた基準をクリアしたオリーブオイルのこと。その基準は、酸度が0.8%以下で味や香りの評価が高いものになります。

そんなオリーブオイルのなかでも最高峰の品質が、エクストラバージンオリーブと呼ばれています。化学薬品による処理がなされていないため、天然果汁そのままの豊かな香りや風味が感じられるのが特徴です。

日本基準と国際基準による【本物】の見分け方

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日本国内の基準であるJASと国際オリーブ協議会(IOC)では基準に大きな差があり、IOCでのエクストラバージンオリーブオイルの酸度の基準が「0.8%以下」とされているのに対しJASは「2.0%以下」と大きく異なっています。酸度の低さは、オリーブオイルの新鮮さを示していますが、日本と世界の基準では2倍以上の開きがあります。

本物を求める人は、IOCの認定マークがあるものか、国内でIOCに加盟している「JOA」の認定マークがついたものを選びましょう。

エクストラバージンオリーブオイルの健康効果がスゴイ!?

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エクストラバージンオリーブオイルのなかに含まれるオレイン酸は悪玉コレステロール値を下げ、しかし善玉コレステロール値は下げないという働きをしてくれます。

また、オレイン酸は胃での滞在時間が短い分、余計な胃酸を分泌する必要がないため、胃もたれや胸焼けなどが少なくなります。ただし、カロリーは意外と高めなので、1日あたり大さじ2杯程度に抑えておくとよいでしょう。

エクストラバージンオリーブオイルの選び方

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料理家・フードスタイリストの江口恵子さんにエクストラバージンオリーブオイルを選ぶときのポイントを教えてもらいました。ぜひ参考にしてみてください。

【1】品質の高さで選ぶ

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エクストラバージンオリーブオイルを選ぶ際に大切なのが、品質で選ぶことです。酸度や鮮度の高さを保つ製法など、ラベルなどからわかる情報がいくつかあるので参考にしてみてください。

「コールドプレス法」は新鮮な証

エクストラバージンオリーブオイルには「低温圧搾(コールドプレス)」という製法があります。30度以下の低温でじっくりと圧搾していく方法で、手間ひまかけてつくられた証ともいえます。品質の高いオイルを選ぶなら外せない条件です。

オリーブオイルに限らず、オイルは加熱するほど味が劣化して「油くささ」が増します。高温で圧搾すると栄養成分が激減し、オリーブ本来の香りや風味にも影響が出てしまうのです。低温で圧搾されたエクストラバージンオリーブオイルを選ぶなら「非加熱」もしくは温度表記が30度以下になっているか確認しましょう。

酸度「0.8%以下」のオイルを選ぶ

オリーブオイルの酸度は、実を採取してからオイルを絞るまでの時間に比例します。採取してから絞るまでの時間が長くなると酸度も上がってしまいます。国際基準のIOCでは、品質の高いオリーブオイルの酸度を0.1~0.8%と定めています。

JASでは、2.0%と酸度基準を設けていますが、本物のエキストラバージンオリーブオイルを求めるのであれば、0.8%以下のものを選びましょう。またラベルに酸度の記載がないものは控えたほうがいいでしょう。

オーガニック認証マークをチェック

オーガニックとわかるようにラベルには様々なマークが表記されている場合があります。例えば、「有機JASマーク」「エコリーフマーク」「地理的表示保護制度マーク」「オーガニック認証マーク」などがあります。

オーガニック認証マークは厳しい基準で審査された証拠なので、エクストラバージンオリーブオイルを信頼して選ぶことができます。オーガニック認証を受けたオリーブオイルには必ずパッケージのどこかに認証マークがあるので、品質にこだわる方こそチェックしてみましょう。

【2】産地に注目して選ぶ

オリーブオイルの産地としてよく知られているのが、イタリア・スペインです。それぞれの産地により特徴も異なっています。どのような特徴があるのでしょうか。

「イタリア産」はトマトやパスタと相性◎

イタリアのオリーブオイルは強すぎない風味をもち、フルーティですこしだけ辛みがあるタイプ。カプレーゼなど生のトマトをつかったものから、パスタやピザといった料理によく合います。

「スペイン産」は風味が強くまろやかな味わい

オリーブオイルの産出量が世界一という、スペイン。スペインは夏は乾燥しがちの暑さが続き、秋に長雨が降り、冬は寒さが厳しい土地柄ですが、その気候がオリーブの栽培に向いています。苦みや辛みも少なく、そのまま飲めるほどのまろやかさが、スペインのオリーブオイルの特徴です。

【3】遮光性のあるボトルを選ぶ

オリーブオイルはとてもデリケートなオイルです。太陽の直射日光だけでなく、室内で使用する蛍光灯などの光によっても酸化します。そのため、オリーブオイルを選ぶ際には、まず容器の色を確認しましょう。

薄い透明な容器に入っているものを避け、茶色や濃いグリーンなど遮光性のある厚めの容器に入っているものを選ぶことが大切です。また光の多く当たる店先ではなく、冷暗所にあるものを選ぶとさらにいいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)