日本クレジット協会は3月13日、「2018年度クレジットに関する消費者向け調査」の結果を発表した。調査期間は2018年12月14~19日、有効回答は18~69歳の個人4,065人。
心配なこと、1位「盗難・紛失によるカードの悪用」
クレジットカードの契約内容・利用方法を挙げてそれぞれの認知度を調べたところ、「裏面にサインのないクレジットカードは、お店で利用できない」が67.6%と最も高く、「店舗での利用時に暗証番号を入力する」など全項目が5~7割程度の認知度となった。
クレジットカードについて不安や心配なことは、「盗難・紛失によるカードの悪用」が59.3%でトップ。次いで「お店やクレジットカード会社などから、個人情報やカード番号等の漏えい」が51.2%、「後払いのため使い過ぎ」が37.4%と続いた。年代別にみると、「後払いのため使い過ぎ」や「支払が長期になると管理できなくなりそう」は若年層ほど高い傾向がみられた。
個別クレジットの契約内容・利用内容の認知度を尋ねると、「個別クレジットの契約書には、支払回数や手数料のほか、契約上のルールが記載されている」(41.5%)、「個別クレジットを契約したら、契約に基づいた支払いが支払日にできるよう準備する」(41.5%)、「個別クレジットの支払期間中に、住所や勤務先、氏名などに変更があった場合、契約をしているクレジット会社へ変更事項を連絡する」(40.9%)で4割強となったが、「いずれも知らない」との回答も37.7%に上った。
個別クレジットについて不安や心配なことは、「お店やクレジット会社などから、個人情報等の漏えい」が48.4%と最も多かった。