Apple Watchにはいろいろな機能がありますが、iPhoneを使っているだけでも不便は感じないかも? では、Apple Watchを使う価値はどこにあるのでしょうか。今回は生活の中でApple Watchが変えてくれることをピックアップしてみました。
(1)生活習慣を見直せる
Apple Watch独自の機能「アクティビティ」。装着中の活動量を計測し、運動量を継続的に記録してくれます。
無理に高い値を目標にする必要はなく、できる範囲で継続することをサポートしてくれます。今日はダラけちゃったから明日はちょっと頑張ろう、座り仕事が続いているからなるべく立つ機会をつくろう……と、事実が視覚的に見えていると小さな目標を立てやすくなるものです。
自分は一体どんな生活をしていて、それがどれくらい良いのか・悪いのか。少しでも見直すことが3年後、5年後の自分につながるはずです。これを特に意識することなく、Apple Watchをつけるだけでできるのがポイントです。
(2)時間を管理できる
Apple Watchを見ると、時刻がわかります。……当たり前ですか? でも、これが自分の時間を自分で管理することの基本です。それに、時刻確認のためにiPhoneを取り出したついでにLINEやTwitterを開いたりして、時間をムダにしてしまうこともありません。
また、文字盤には天気・バッテリー・アクティビティ・カレンダーの予定といった情報を常駐させる「コンプリケーション」という機能があります。効率よく時間を管理するためにぜひ活用したいのが、カレンダーのコンプリケーション。iPhoneやMacのカレンダーと連携して登録された予定をチラ見でチェックできます。
Apple Watchで「見て確認できる」という体験が、マメに予定を登録する習慣づくりにつながります。カレンダーアプリを使った時間管理が続かない方こそ、Apple Watch連携が効果的です。
(3)iPhoneより「速い」ことが増える
Apple Watchは、Suicaやクレジットカードを登録して単体で決済することができます。iPhoneを取り出すことなく、Apple Watchで改札を通ったり、コンビニ等での支払いが可能。カバンからiPhoneを取り出す手間が要りません。
iPhoneに届いた通知がApple Watchにも届くので、大事な用件を即チェック。その場で対処できるアプリもあります。電話の着信も振動で知らせてくれるので見落としません。
サイドボタンを長押しするとSiriが起動。タイマーセットや天気予報、カレンダーやリマインダーの登録などがApple Watchで完了します。iPhoneに「Hey, Siri」を設定してあれば、Apple Watchでも使用できます。
Apple Watchは、生活に大変革をもたらすような派手さはありません。しかし、iPhoneの情報の活かし方が変わります