小倉智昭キャスターが14日、フジテレビ系情報番組『とくダネ!』(毎週月~金8:00~9:50)に生出演。テクノバンド・電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧容疑者がコカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことによる、瀧容疑者および電気グルーヴの作品への影響について言及した。
瀧容疑者逮捕を受け、3月15日と16日に開催予定だった「電気グルーヴ30周年“ウルトラのツアー”」東京公演は中止。瀧容疑者および電気グルーヴのCD・映像商品の出荷停止と店頭在庫回収、デジタル配信停止も発表された。また、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺』など、瀧容疑者が出演するドラマや映画への影響も心配されている。
小倉氏は「作品って自分1人で作るもんじゃないでしょ。歌っているのが中毒者だったとしても、それに関わる人間ってどれだけの人がいて、それで生活している人がいて。そこまでをすべて無にしてしまっていいのかなと僕は思うんですよね」と疑問を口にした。
また、多額の損害賠償が発生すると報じられていることに、「それだけになるっておよそ想像がついていたと思うんですよね。でもやめられないから怖いんでしょ。うーん」と難しい表情を見せた。