きょう14日に放送されるフジテレビ系番組『直撃!シンソウ坂上』(毎週木曜21:00~)では、2015年に亡くなった女優・川島なお美さんの闘病の真相に迫る。

川島なお美さん

川島さんは、大学に入学した18歳で芸能界デビューし、現役女子大生アイドルとして人気に。彼女のイメージを大きく変えたのが、93年に発売して55万部を売り上げたヘアヌード写真集だ。大人の女性のイメージを確立すると、社会現象になったドラマ『失楽園』(読売テレビ・日本テレビ系、97年7月クール)で文字通り体当たりの演技を披露し、女優としての名声も手に入れた。

そんな川島さんと夫のパティシエ・鎧塚俊彦氏との出会いは、あるテレビ番組で、今回は、2人が出会った際の貴重な映像を公開。MCの坂上忍は、鎧塚氏にインタビューし、結婚後のバレンタインデーに川島さんから贈られたラブレターを初めて披露する。「妻から夫へ50の誉め言葉“旦那はんの好きなところ”」というタイトルのラブレターには、川島さんの知られざる素顔が隠されていた。

夫婦は、結婚約1年後に患った鎧塚氏の失明を2人で乗り越えるが、結婚4年目の13年に川島さんが「肝内胆管ガン」と診断される。即手術してガンを切除することを勧められた川島さんだったが、ある理由から切除を拒否。ガン切除をかたくなに拒否した背景には、彼女の女優魂に起因した理由があった。

その後、いくつもの病院をまわった彼女が、ガン発見から数カ月経って選択した治療法は、腹腔鏡手術。12時間にも及んだ大手術は無事に成功したが、ステージによっては手術後の5年生存率が50%以下という肝内胆管ガンは、手術からわずか数カ月後に再発という形で川島さんを再び襲う。

坂上とのインタビューで、鎧塚氏は川島さんの死後に発見したという闘病ノートを特別公開。「これは2013年8月に見つかった私の肝臓内の腫瘍をめぐる記録です」という言葉で始まるノートには「自分なりに闘ってきた、でも腫瘍はじわじわ大きくなるばかり…もう限界!」「私はまだ生きます」といった偽らざる本音がつづられていた。

また鎧塚氏は、亡くなる直前まで決して泣き言を言わなかった川島さんが彼の前で一度だけ泣いたエピソードや、意識を失って医師から「もう脳はマヒしています」と告げられた危篤状態の彼女が死の直前に取った驚きの行動などを語る。さらに、番組では鎧塚氏すら見たことがなかったという、生前の川島さんが自身のハンディカメラで撮影した貴重なプライベート映像も独占初公開する。

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