モデルでタレントの“みちょぱ”こと池田美優が13日、都内で行われた「中小企業の底力・魅力発信プロジェクト」学生企画発表会に出席し、今後の展望を語った。
今回の発表会は、東京商工会議所が2020年に向けた活動計画「東商オリンピック・パラリンピックアクションプログラム」の一環として実施。国内外の若者に「東京の中小企業の魅力」を伝えるための映像を制作する産学連携プロジェクト「中小企業の底力・魅力発信プロジェクト」を昨年4月から進めており、この日、本プロジェクトに参画した学生による企画発表会が開催された。
ゲストコメンテーターとして招かれた池田は、「みちょぱです。宜しくお願いします」とにこやかに自己紹介。司会者からファッションポイントを聞かれ、「東京オリンピック・パラリンピックのエンブレム、そのデザインが入った洋服を着てみました」と説明し、「どうですか?」とアピールして会場を和ませた。
また、昨年10月30日に二十歳を迎えたことを受け、「この仕事を14歳の時からしてるんですけど、今はノリや勢いでここまで来たので先のことを考えてやっていきたいとは思っています。大人の仲間入りもしたので」と意気込み、プロジェクトに参画した学生については、「私は外れた道を歩む人生だったので」「同世代なのに、雲の上のような存在の人たち」と絶賛。「私は絶対に無理だった。勉強もあまり得意ではないので」「うらやましい。私には考えられない道」と素直な感想を述べた。
合間の囲み取材でも、「同世代というだけで私も刺激をもらえます」と学生たちに尊敬の念を抱く池田。「25歳で結婚と出産はしたい」と夢を語る一方で、十代の頃に撮影で「雰囲気を変えたいからつけま外して」「カラコン外して」と求められても拒んでいたことを思い出す。
さらに、「それさえもすごく嫌で。『私』を見てほしかったから」と当時の心境を吐露し、「20代になって、作品や雑誌のためにはそういうのも全然いいなと思うようになりました。そういう面では大人になったのかな」と客観視。「自分のやりたいことだけじゃなく、先のことも考えて。ずっとこのままだとモデルとしては無理なので」と危機感を告白し、プロ意識の高さをうかがわせていた。