なすと言えば、「秋茄子は嫁に食わすな」との言葉もあるぐらい、そのおいしさに定評がある。そのうえ、麻婆なすや煮びたし、さらには浅漬けなど料理によって主役にも脇役にもなれる食材としてよく知られている。特に麻婆なすやなす田楽などの味の濃い料理は、ご飯のお供として相性抜群だ。

炒め物や煮物、汁物など、どのように食べてもおいしいなすではあるが、麻婆なすやみそ汁などの定番メニューについ頼ってしまいがちでもある。そこで今回、人気レシピブロガーのみやちゃんに一風変わったなすレシピを考案してもらった。

オイルサーディン無限なす

健康によい青魚をおいしく摂取できる無限レシピです

材料(2人分)

なす 2本(300g) / オイルサーディン 1缶(105g) / ポン酢 大さじ3 / 鶏がらスープの素 小さじ1/2 / 大葉 5枚 / 白ごま 適量 / 粗びき黒コショウ 適量

つくり方

1.なすは長さ5cm程度に切り、細切りにする。10分程度水にさらし、ざるにあげ水分をしっかりと切る。

2.耐熱ボウルに1、オイルサーディン(油も全部)、ポン酢、鶏がらスープの素を入れて全体をさっと混ぜる。

3.2にふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで5分加熱する。ラップを外し、全体をよく混ぜて器に盛りつける。粗びき黒コショウを全体にふり、白ごまと千切りにした大葉をトッピングする。

  • 耐熱ボウルになす、オイルサーディン、ポン酢、鶏がらスープの素を入れて全体をさっと混ぜる

    耐熱ボウルになす、オイルサーディン、ポン酢、鶏がらスープの素を入れて全体をさっと混ぜる

  • ふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで5分加熱

    ふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで5分加熱

  • ラップを外し、全体をよく混ぜる

    ラップを外し、全体をよく混ぜる

青魚に含まれるEPAとDHAに血液をサラサラにする効果があるのは、一般的に広く知られているところではないだろうか。手軽にEPAとDHAを摂取するには缶詰がベスト。オイルサーディンはいわしから作られているので、もちろんEPAとDHAが豊富だ。

今回のポイントはポン酢。ポン酢は和風のイメージだが、オイルサーディンに使用しているオリーブオイルとも相性が抜群! ご飯のお供にも、おつまみにもピッタリな一品となっている。

「なすの水分や、ポン酢の種類によって多少塩味が変わってきますので、お好みでポン酢の量を調整してください」

筆者プロフィール: みやちゃん

フィットネスジムでスタッフをしながら、料理人としても働いています。これらの経験をいかして、簡単でおいしいレシピをブログ「四万十住人の簡単料理ブログ!」で紹介しています。