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【この記事のエキスパート】
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト:平林 玲美
個々の体質を根本から改善し、内側から美しくなれる食事法を普及すべく「日本体質改善協会(JPCIA)」を設立。
オンラインによる個別指導の他、パーソナルジムやエステサロンと提携し、体質改善を目的とする食事指導を行う。
また、各種メディアにて食にまつわる美容・健康情報や今日から取り入れられる簡単ダイエット・体質改善メソッドを発信している。
フードアナリスト協会主催・食の親善大使「第4回食のなでしこ」グランプリ受賞。
本記事では、自宅でも本格的なカレーを作れるカレー粉の選び方とおすすめ商品や口コミを紹介します。赤缶でおなじみのエスビー食品やインディアン食品、ハチ食品、ギャバンといった人気メーカーを中心に、辛口・甘口の商品を厳選。おいしいスープカレーやカレーピラフに仕上げましょう。
カレールーとカレー粉の違いは?
カレールー(固形)とカレー粉には、どんな違いがあるのでしょうか?
大きな特徴は、粉末状かペースト状かの形状の違いです。
カレールーは、動物性油脂やパーム油などの食用油と香辛料と小麦粉を合わせてペースト状に固めたものです。そのため、溶かすだけでとろみのあるカレーが作れるのが特徴です。
一方のカレー粉は、油脂や小麦粉の含有量が少ないパウダータイプの調味料です。そのため、スープに溶かすとカレールーと比べてとろみが少ないさらさらしたカレーに仕上がります。また、量の調整や他の具材に和えやすいため、カレー調理以外には幅広く活用できるのが特徴です。
フードアナリストに聞く!カレー粉のメリットとは
【エキスパートのコメント】
動物性油脂、食用油脂を使用している固形ルーと違って、香辛料や小麦粉だけをブレンドしたカレー粉は脂質を抑えることができるというメリットがあります。
また、固形ルーやカレー粉のなかにはうま味づけのために化学調味料や植物性油脂などを加えているものや、香りや色をよくするために香料や酸味料、色素などの添加物を使用しているものもあります。購入の際は香辛料や小麦粉以外の原材料も、しっかりとチェックしておきたいポイントです。
カレー粉の選び方
それでは、カレー粉を選ぶときのポイントを紹介します。
【1】スパイスの特徴を知る
【2】容器
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】カレー粉に入っているスパイスの特徴に注目!
カレー粉はおもに「ガラムマサラ」や「クミン」、「コリアンダー」など複数の香辛料を調合して作られています。それぞれ仕上がりの辛さや風味が大きく異なるので、購入の際には香辛料の量や種類をきちんと確認しましょう。
▼辛味をつける
ホットペッパー・チリペッパー・グリーンペッパーなど。ペッパーとつく名前のスパイスは辛さを増すことができます。
▼香りをつける
クミン・ガラムマサラ・コリアンダー・カルダモンなど。その他にもシナモン・クローブ・ナツメグの3種類の風味をあわせもつオールスパイスなどがあります。
▼色を付ける
ターメリック・サフランなど。独特な香りがあるものの、しっかりと加熱すればピラフなどにも使えます。
スパイシーカレーにしたい方は、香辛料の種類が多いものを選ぶと、お店でプロが作ったようなカレーに近づけることができますよ。
フードアナリストからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
原材料は多いものから順番に表示されているので、辛味重視なら「チリ」、苦味重視なら「ターメリック」、香り重視なら「ガラムマサラ」などお好みのスパイスの分量にもぜひ注目してみてください。カレー粉は、カレーだけでなくさまざまな料理への下味や、アクセントとしてマルチに活躍します。
一般的なカレー粉の賞味期限は半年程度なので、お好みのカレーテイストだけでなく日ごろの献立にも役立つかどうかの観点をもって選んでくださいね。
【2】カレー粉が入っている容器に注目!
【エキスパートのコメント】
カレー粉を購入するときには、「カレー粉」そのものだけでなく「容器」にも注目してください。
さまざまな香辛料をこまかく砕いてブレンドしているカレー粉は、その分香りが飛びやすく固形ルーと比べて賞味期限が短いという特徴があります。内容量が多くコスパもいいカレー粉であれば、開封後も半年程度はしっかりと香りを保てるガラス瓶タイプがおすすめです。
また、使い切りできる少量のカレー粉ならば、後始末の手間がかからない袋詰めタイプを選ぶのもいいですね。
エキスパートのアドバイス
お気に入りのカレー粉をみつけて
【エキスパートのコメント】
カレー粉には純粋に複数のスパイスだけをブレンドしたもののほかに、小麦粉や油脂を添加して仕上げているものがあります。
後者はスープに溶かすとかんたんにとろみがつきますが、前者はできあがりもスープのようにさらっとしたカレーになります。そのため、料理の下味や隠し味など、カレー以外の料理のスパイスにも使えるというメリットがあります。
仕上げのとろみづけは小麦粉や片栗粉などを加えてお好みのかたさに調節できるので、さまざまな用途で使用したい方、本格的なカレーを作りたい方は小麦粉が添加されていないタイプを選びましょう。カレーにしか使用しない、かんたんにとろみをつけたい方には小麦粉が添加されたタイプがおすすめです。