東京2020組織委員会は3月13日、東京2020公式ライセンス商品「伝統工芸品コレクション」を、東京2020オフィシャルショップ 福島店および新宿西口店などで発売する。

  • 東京2020公式ライセンス商品 伝統工芸品コレクション 第1弾

    東京2020公式ライセンス商品 伝統工芸品コレクション 第1弾

同委員会では、世界に誇る日本の技術・文化・伝統を反映した高い品質の商品によって、東京2020大会をいつまでも人々の記憶に残る大会とするため、日本各地の伝統工芸品等を公式ライセンス商品化する取り組みを行っている。

このほど、その第1弾商品として東北3県(岩手県・宮城県・福島県)の伝統工芸8商品を展開する。

岩手県の伝統工芸は、17世紀初めに、南部藩が岩手県盛岡に京都から茶釜職人を招いたのが始まりとされる「南部鉄器」(経済産業大臣指定 伝統的工芸品)。「 南部鉄器 急須」(12,960円)、「南部鉄器 風鈴(1セット5個入り)」(10,800円)を販売する。

宮城県の伝統工芸は、照り返す発色と光沢が特徴の仙台生まれの漆芸「玉虫塗」(宮城県指定 伝統的工芸品)。「玉虫塗 丸小物入れ」(5,400円)、「玉虫塗 しおり」(2,160円)の2種類を用意する。

福島県の伝統工芸品は、江戸中期の元禄3年(1690年)に開窯した「大堀相馬焼」(経済産業大臣指定 伝統的工芸品)と、幸運の象徴とされている「鶴亀松竹梅」を顔の中に描写した「白河だるま」(福島県指定 伝統的工芸品)の2種。

「大堀相馬焼」は、「大堀相馬焼 ぐい呑み(オリンピックエンブレム)」(16,200円)、「大堀相馬焼 ぐい呑み(パラリンピックエンブレム)」(16,200円)の2種を用意した。

「白河だるま」は、「白河だるま(オリンピックエンブレム)」(金色/3,240円、白/2,160円)、「白河だるま(パラリンピックエンブレム)」(金色/3,240円、白/2,160円)の2種。

商品の特性上、大量生産が困難なため、販売は東京2020オフィシャルショップ福島店および新宿西口店のほか、東京2020オフィシャルオンラインショップ、技わざオンラインショップで行う。取扱い店舗は順次拡大予定。

※価格はすべて税込