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【この記事のエキスパート】
助産師:浅井 貴子
大学病院、未熟児センター勤務後、自身の結婚、出産後地域に出て年間250~300件の赤ちゃん訪問を行いながら健診業務や母親学級などを行う。
アロマセラピストの知識を生かしながら母と子のナチュラルケアブランドAMOMAの商品開発、WELEDAのプレママセミナーなどを行う。
妊娠中~乳幼児の育児相談が得意。ベビーマッサージ教室カモマイル主宰。
生後1カ月未満の新生児のおむつ選びは、お肌へのやさしさ、サイズ感、コスパなどをよくチェックすることが大切。この記事では、助産師への取材と先輩ママ105人へのアンケート取材をもとに、新生児用おむつのおすすめ人気ランキングを紹介します!
105人の先輩ママに聞いてわかった!
新生児用おむつの失敗しない選び方
マイナビおすすめナビでは、5歳以下のお子さんがいるママ105人に「新生児用紙おむつの選び方」や「実際に買った紙おむつの満足度」などをアンケート調査しました。
その結果、新生児用紙おむつ選びでとくに重視した方がよいポイントが浮き彫りに!
そこでまずはアンケート結果に基づいて、新生児用紙おむつ選びで後悔しないためにココだけはチェックしておきたい4つのポイントを解説していきます。
診断チャートで簡単チェック!
【1】「かぶれにくい」おむつで新生児の肌を守って
先輩ママたちが重視したポイントNo.1は、かぶれにくいかどうか。他の項目とは差をつけて、6割以上のママたちが重視しているという結果になりました。
新生児期の肌は大人の約半分の薄さで、ちょっとした摩擦やうんち・おしっこの成分で赤くなるなど、皮膚トラブルになりやすいもの。一度おむつかぶれになるとなかなか治りにくいのも、新生児期の肌の特徴です。
そんな新生児期のおむつには、オーガニックコットンなど肌に優しい素材が使われているものがおすすめ。メーカーごとに肌ざわりも若干違うので、赤ちゃんの肌との相性を見極めましょう。新生児期用の紙おむつを使う期間は、およそ1カ月~長くても2カ月。限られた期間のなかで、ママと赤ちゃんが安心して使える素材を選びましょう。
【2】「漏れにくさ」は太ももと背中のフィット感に注目
先輩ママたちの重視ポイント2位は、うんちが漏れにくいこと。「おしっこの漏れにくさ」よりも3倍近く差をつけて重視しており、うんち漏れに悩むママが多いことがわかります。漏れにくさは商品によって差が生まれる項目でもあるので、先輩ママの口コミや赤ちゃんとのフィット感で慎重に見極めたいところ!
とくに新生児期のうんちはゆるく、量も安定しません。背中や足の付け根から漏れ出ないよう、太ももと背中のフィット感をチェックするのがポイントです。しっかりと股ぐりのギャザーの高さがあるものや、背中漏れ予防のギャザーもあるものを選びましょう。
【3】「吸水性・通気性のよさ」で選ぶ
通気性にすぐれているかどうかも要チェックです。ムレはかぶれの一因となるだけでなく、赤ちゃんがグズッてしまう原因にも。
新生児期は2~3時間ごとに授乳があるので、1日10回以上のおしっこ、うんちをします。立て続けにおしっこをすることもあります。
そのためとくに「吸水力」も重視して選びましょう。2~3回分のおしっこも漏れなく吸水できるものがベスト。
【4】「テープの留めやすさ」も確認
スムーズなおむつ替えには、テープの留めやすさも重要です。テープの面積が大きいおむつは広範囲をしっかり留められるのでおむつズレにくいのでおすすめ。貼りなおした際も粘着力が落ちにくいのもポイントです。
また、テープを引っ張ったときに背中部分も一緒に伸びてしまうおむつより、テープのみが伸びるものの方が背中の位置がズレずにおむつ替えができるので、よりスムーズにおむつ替えができます。
【5】安い値段で買えるか? コスパもチェック
3位に「肌触りがいいかどうか」、6位に「価格と性能が見合っているかどうか」がランクインしていることからも、値段が多少割高でも、そのぶん価格に見合ったクオリティをママたちは求めていることがわかります。
新生児用紙おむつは、高級ラインは1枚あたり約25円~28円、定番ラインは約16円~19円ほどの価格帯。安いおむつがもちろん嬉しいですが、新生児にはとくに肌へのやさしさや漏れにくさを最優先するといいでしょう。
先輩ママ105人が選ぶ
人気メーカー・ブランドランキングを発表!
人気ランキングの圧倒的第1位はP&Gの『パンパース』、つづいて40%以上の差をつけてユニ・チャームの『ムーニー』という結果に! とくにパンパースは産院で採用されていることも多く、退院後も「使いやすい!」と使い続けるママたちが多いようです。
パンパースのなかでも、定番ラインの『さらさらケアシリーズ』よりも高級ラインの『肌へのいちばん』がよく選ばれているという結果になりました。その他のなかには、ネピアの『Whito』や『GENKI』が挙がりました。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)