女優の木村佳乃と俳優の高橋克典が、よう12日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『後妻業』(毎週火曜21:00~)の第8話で、キスシーンを披露する。
今回は、小夜子(木村)が入れ込んでいるイケメンターゲット・舟山(中条きよし)の急変で、絶体絶命の危機に。その急変シーンについて、中条は「関西弁で怖くしてくださいって言われたのでやってみたら、もう少し抑えてくださいって現場スタッフから言われてしまって(笑)」といい、木村は「あまりに迫力がありすぎて、演技だとわかっていても怖かったです。役に入り切っているから、カットがかかると思わず現場にいた助監督にしがみついてしまって…」と、恐怖体験を振り返った。
小夜子から「ウチに来て…」とかすれ声で助けを求められた柏木(高橋)が急いで車を飛ばして駆け付けると、部屋の中には膝を抱える小夜子の姿が。舟山に恐ろしい目にあわされた小夜子を柏木は強く抱きしめる。
これまでは、夫婦漫才のようにコミカルに、時に憎み合うかのようにシリアスに、数々の“後妻業”をなしとげてきた2人。互いに思い合う気持ちがあるものの、その一線を越えないと誓った柏木や、彼の前では強がってしまう小夜子だったが、そんなもどかしい2人についに転機がやってくる。
このシーンについて木村は「心を許した柏木さんに、思わず自分を委ねたような気持ちで演じました」とコメント。木村弥寿彦監督は「小夜子と柏木の恋の行方は、このドラマの見どころの1つです。キスシーンは、佳乃さんと克典さんと気持ちや体勢、タイミングなどを細かく話し合い、これまで積み重ねてきた2人の関係を大切に撮影しました。まさに大人の2人が魅せるキスシーンに酔っていただければと思います」と、“大人の恋愛”へのこだわりについて話している。