メルカリはこのほど、フリマアプリ「メルカリ」にて、バーコードを読み取るだけで簡単に出品できる「バーコード出品機能」をコスメカテゴリーに導入した。iOSより先行導入しており、Android他の機種に関しては順次導入予定となる。
2019年2月に三菱総合研究所と同社が発表した「シェアリングエコノミーに関する共同研究」によると、フリマアプリ利用者の50%が新品化粧品を購入する際、将来売却することを意識している。
また、購入機会が増えた人の70%以上がその理由を「フリマアプリでの売れ行きがいいから」と回答するなど、化粧品における二次流通の需要が伺える結果となった。
そのような市場背景から今回、2018年6月に本・ゲーム・CD・DVDを対象に導入した読み取るだけで商品名や参考価格が表示される「バーコード出品機能」を、「新品、未使用」などの新古品の出品が多く、箱やケースなどバーコードつきの出品が多いコスメカテゴリーにも導入することになったという。
出品画面でバーコード出品を選択し、出品したい商品のバーコードをスキャンする。その後、写真撮影を完了すると、カテゴリーや商品名、売れやすい価格が販売価格に自動で入力されるほか、説明入力時に参考となる情報が自動で補完されるため、手間なく簡単に出品できるようになるとのこと。