女優の斉藤由貴が、10日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)で、いじめられていた過去を告白した。
この日は、『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(毎週木曜22:00~)で共演中の竹内結子、水川あさみと出演。デビューのきっかけの話題になり、斉藤は「子どもの頃、いじめられっ子だった」と打ち明け、「暗くて、いつも静かで、教室の隅っこでホコリとたわむれているような。そういう人だったので」と当時の自分を思い返した。
また、「学校から帰って来ると3時間ぐらい鏡の前に立っていた。鏡とおしゃべりしていた」とも明かし、「怖いでしょ?」と2人に問いかける。そんな時代、宝塚に憧れていた母が東宝シンデレラオーディションに応募したのは、「閉じこもりがちな娘の状態に風穴を空けたい」という思いもあったという。
「『女優になりたい』と明確に思ったわけではなくて、でも感情や機微を表現することに対して、どこかしら飢えていたことは確か」と客観視する斉藤。「ホコリとたわむれるような人生だったから、人に認めてもらえるということが、存在を『いいんだよ』と認めてもらえることが、すごく大きかった」と芸能界入り後の変化を実感していた。