サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」の映画化が企画進行中のようだ。ニュー・ライン・シネマとサンリオ、フリン・ピクチャー社らは、「ハローキティ」の仲間である「ぐでたま」や「マイメロディ」、「リトルツインスターズ」なども登場する映画の製作に取り組んでいるという。

ハローキティ(C)BANG Media International

サンリオの創業者である辻信太郎代表取締役社長は、こう声明を発表している。「友情のシンボル、ハローキティを始めとした多くのサンリオキャラクターたちがハリウッドで映画化されることになり、非常に喜んでおります。この映画を通して、世界の隅々までに仲良しの輪、友情の輪が広がっていくことを心から願っております」

またニュー・ラインのプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるリチャード・ブレナーと同プレジデント兼チーフ・コンテント・オフィサーのキャロリン・ブラックウッドは共同で、「私たちはサンリオとともに、この世界中で愛されてやまないキャラクターの映画化に携われることを大変嬉しく思っております。このような、時代を超える知的財産の可能性を探求できる機会を得たことは、大変な名誉で貴重なものと感じています。ハローキティと彼女の仲間たちは数十年にも渡り世界共通の文化の一部となっており、今後彼女がこの新しい冒険でどこへ向かうのか、とても楽しみにしています」とコメントしている。

一方で本作では、フリン社のボー・フリン社長がプロデューサーを、同じくウェンディ・ジェイコブソンがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。

フリンはこう話している。「ハローキティは過去40年以上の間、世界中で最も愛されているキャラクターの一つです。この度、史上初となるこのキャラクターのストーリーを世界中の映画館に届けるという重大な責務に対し、サンリオの辻社長が私共を信用してくださったことを大変光栄に思っております。そして、ニュー・ライン・シネマ社とワーナー・ブラザースという長年のパートナーと共に実現できるのは夢のようです。ハローキティとサンリオはポジティブで家族向けの価値観を体現する存在であり、今こそハローキティのメッセージを世界に発信するには絶好のタイミングだと思います!」

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