女優の北川景子、俳優の工藤阿須加、千葉雄大が8日、東京近郊で、日本テレビ系ドラマ『家売るオンナの逆襲』(毎週水曜22:00~)のクランクアップを迎えた。最終話は13日に放送される。

  • (左から)工藤阿須加、北川景子、千葉雄大

足立聡役の千葉は「足立的には(松田翔太演じる留守堂謙治との恋という)新しい設定もできたりして、足立的には振り切ってできたかなと思います。毎日楽しかったです。パート1から引き続いての参加で、(パート2の撮影で)テーコー不動産に入って『あ、コレコレ』って思い出した瞬間が今となってはすごく懐かしいです」と回想。「またパワーアップして帰ってきたいと思います。みなさん、ありがとうございました」とあいさつした。

庭野聖司役の工藤は「みなさん、お疲れさまでした。庭野もパート1とスペシャルと経て、徐々に振り幅が大きくなっていて、自分としてもチャレンジする部分も多く、難しい部分もあったのですが、キャストの皆さんにもスタッフの皆さんにも支えられ、最後まで愛されている庭野という存在に、僕自身助けられたというか、みなさんとこうしてお芝居ができたことが本当に幸せな現場でした」と充実の様子。

続けて、「また、パート3は…ないかな?あってほしいなと思っています」と要望すると、北川が「大石先生にお願いしないと!」とけしかけ、工藤は、クランクアップに立ち会っていた脚本の大石静氏に「大石先生、お願いします!!」とお願いして、一同を笑わせた。

そして、三軒家万智役の主演・北川は「スタッフの皆さん、大変な撮影ありがとうございました。お疲れさまでした。私にとっては、初めての連続ドラマの続編でした。こんなにシリーズで長くやらせていただけるとは思わなくて、今回インするのがとても楽しみでした」と振り返り、「不動産が出てくる作品なので、セットも毎回建てないといけないですし、照明も大変ですし、とにかくスタッフの皆さんが大変な現場で、私たちは現場に行ったら、お芝居するだけの環境を整えてくださって、スタッフの皆さんのおかげで最後まで撮りきれたと思います」と感謝。

また、「最終回のオンエアがこれからですので、みなさんの頑張りが報われるよう、我々も一生懸命宣伝をして、最後までいい形で終われるように頑張りたいと思います」と宣言し、「いつも笑顔で温かい現場で出迎えていただいて、みなさんありがとうございました」と、あらためてお礼の言葉を述べた。

13日放送の最終話は、約1年後。万智のライバル・留守堂が影で率いるリッチ・ブラスト不動産によって、テーコー不動産新宿営業所はピンチに陥っていた。そんな中、住人の高齢化が進む新宿の集合住宅群の部屋をリッチブラスト不動産が次々買い占めているというウワサを聞き、万智と庭野は現地を訪ねる。しかし、そこで立ち退きに抵抗する住人の老兄弟・藤見明(笹野高史)と譲(本田博太郎)の姿を見た万智は、突然しゃっくりが止まらなくなり…。