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【この記事のエキスパート】
トータルフードアドバイザー:内藤 まりこ

トータルフードアドバイザー:内藤 まりこ

埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。
学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。
趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。


パンやパスタを作るときに必要な小麦粉。近年の健康志向への高まりを受けて、注目されるようになったのがスペルト小麦粉です。この記事では、トータルフードアドバイザー・内藤まりこさんによる、プロの目線からのスペルト小麦粉の選び方とおすすめ商品を紹介します。

トータルフードアドバイザーに聞いてみた
スペルト小麦粉の選び方

トータルフードアドバイザー・内藤まりこさんに、スペルト小麦粉を選ぶときのポイントを3つ教えていただきました。これから購入してみようと考えている人は必見! プロの目線からの選び方をぜひ参考にしてください。

小麦の挽き方によって香りや味が違う

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

小麦は通常、ふすま(表皮)や胚芽をのぞいて製粉しますが、小麦の粒をまるごと挽いたものは全粒粉といいます。

ふすまや胚芽にはミネラルなどの栄養が豊富に含まれています。パンやお菓子に使用すると全粒粉は香ばしい独特の香りや深い味わいが楽しめます。

一方表皮や胚芽をのぞいた小麦粉タイプのスペルト小麦粉は、一般的な小麦粉と比べると味わい深いですが、全粒粉よりはあっさりとした味に仕上がるので、ピザやテーブルロールなどシンプルな生地にしたいときはもちろん、いろいろな料理との相性がよいのが特徴です。作りたい料理によって選び分けてみましょう。

ほかの材料が混ざっていないかどうか?

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

スペルト小麦という名前で紹介されている商品でも、よく見るといろいろな原材料が混ざっていることがあります。購入する際はスペルト小麦だけがパッケージされているものを選びましょう。

小麦の栽培方法も有機栽培のものや無農薬のものなどさまざまなものがあります。有機栽培のJASマークは厳しい検査に合格したものにしかつけることができません。品質の高さで選ぶ際のポイントにしてみてもよいでしょう。

小麦の特産地にこだわってみるのもアリ

【エキスパートのコメント】

9,000年以上も前にエジプトで栽培されたとされているスペルト小麦ですが、現在の生産地はおもにドイツをはじめとしたヨーロッパです。

ほかにはオーストラリアやアメリカでも栽培されていて、有機農法やオーガニック製法などこだわった農法のものが多く見られます。

日本での栽培は非常に希少で価格も高いですが、無農薬や挽き方にもこだわりが感じられます。

小麦粉タイプはグルテン含有量による分類で選ぶ

通常の小麦粉と同じく、スペルト小麦粉も小麦特有のタンパク質であるグルテンの含有量によって薄力粉、強力粉、中力粉の分類があります。

サクッとした軽い食感を求めるなら薄力粉、モチモチした食べ応えのある食感なら強力粉、中間の独自食感を得たいなら中力粉と、一般的な小麦粉と同じく何の用途でスペルト小麦粉を使うのかによって、適しているものを選びましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)