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【この記事のエキスパート】
トータルフードアドバイザー:内藤 まりこ
埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。
学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。
趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。
金箔には絵画や手芸、ネイルなど使える工芸用から食卓を華やかに彩る食用まで、さまざまな種類のものがあります。この記事では、トータルフードアドバイザーの内藤麻里子さんからのアドバイスをもとに、使い方を交えながらおすすめの金箔を【食用】と【工芸用】に分けて紹介していきます。
トータルフードアドバイザーに聞く!
金箔の選び方
トータルフードアドバイザーの内藤まりこさんに金箔を選ぶときのポイントを教えてもらいました。ポイントは下記の6つ。
【1】 使う用途によって選ぼう
【2】ニーズに合わせて選ぼう
【3】合金配合率による輝きの違いにも注目
【4】初心者にはフレーク状が使いやすい
【5】デザイン性があるものを選ぶ
【6】慣れてきたら応用がきくシート状を
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。金箔選びにお悩みの方はぜひチェックしておきましょう!
【1】金箔には食用と工芸用がある! 使う用途によって選ぼう
【エキスパートのコメント】
金箔と言っても種類はさまざまです。料理やお菓子に使える食用から絵画や手芸などに使える工芸品、化粧品やネイル用としての美容品などさまざまなジャンルの金箔があります。
厚生労働省より食品添加物として指定されている金ですが、体内に入っても吸収されずに排出されるので身体への影響はないと言われています。ですが、金箔にはほかの金属が含まれている場合もあるので、選ぶ際には食用とされているものを選びましょう。
【2】金箔の形状はバリエーション豊富! ニーズに合わせて選ぼう
【エキスパートのコメント】
金箔には紙のように薄くのばされたシート状、粉末状、スプレー状、フレーク状、モチーフ状などいろいろな形状のものが販売されています。シャンパンや日本酒には粉末状やフレーク状を少しちりばめて、お菓子の仕上げにはスプレー状のものやモチーフ状をデコレーションしてはいかがでしょうか?
とくに貼り付けをする際は、薄さが選ぶ際のポイントになることもあると思いますが、中には15万分の1~2mm、10円玉の半分程度の金を畳1枚分までのばした薄さのものもあるそうです。
【3】食用金箔は四号色以上から! 合金配合率による輝きの違いにも注目
【エキスパートのコメント】
金箔は金の配合率によって色や質感、値段などに違いがあります。もっとも金の純度が高い24Kは金が100%、純度の高さの順にそのあとは五毛色、一号色、二号色、三号色……ときて定色までの等級があります。食用金箔として認められているのは、四号色以上のため、注意して選びましょう。
銀を微量に配合することにより、きれいにのばしやすくなり加工がしやすく、色は青みがかかっています。
定色の金箔は銀の配合率が高く、銀箔との境となる金箔です。また、金が使われていない金箔もあります。工芸用として用いられる洋箔は、金箔の代用品として銅と亜鉛の合金からできる金色をした箔です。定色や洋箔は手に入りやすい価格なので、額縁や屏風にも使用されています。
【4】初心者にはフレーク状が使いやすい
「お正月の献立にひと手間加えてみたい」このようにはじめて金箔を料理に取り入れる場合は、扱いやすい「フレーク状」の金箔がいいでしょう。
フレーク状の金箔なら、特別な技を使わなくてもお菓子にのせる、料理に振りかけて散らす、などの使い方で簡単に料理を華やかに演出することができます。フレーク状金箔には気軽に取り入れやすい少量サイズのものが多いのもうれしいところです。金箔初心者はまず使いやすいフレーク状のものから試してみましょう。
フォトジェニックな料理を作りたいなら!
【5】デザイン性があるものを選ぶ
お菓子や料理をより「華やかに、おしゃれに」と考えるなら、食用金箔のなかでもデザイン性があるものを選んでみましょう。絵柄がデザインされたシート状の金箔は、料理やドリンクにのせるだけでフォトジェニックな一品に仕上がりますよ。
絵柄がプリントされたもののほかには、型取りタイプのものもあります。型取りタイプには星や花などいろいろな形のものがあり、料理のイメージに合わせて利用できます。
【6】金箔に慣れてきたら応用がきくシート状のものを
薄いシート状の金箔は静電気などでくっつきやすいため、はじめは扱いが難しいと感じることがあり初心者は注意が必要です。しかし、扱いに慣れてしまえばシート状の金箔は形状のアレンジがしやすいというメリットがあります。
少量だけとって細かくしてフレーク状にしたり、カステラなどにそのまま貼り付けて豪華にしたりと用途が広がります。食用金箔の扱いに慣れてきたらシート状のものを選んでもいいかもしれません。
トータルフードアドバイザーからひとこと
【エキスパートのコメント】
使用シーンによって金箔を使い分けよう
用途によってさまざまな形状の金箔がありますが、薄さや色合い、金箔商品の種類の取り扱い数などによってどのメーカーにもおすすめしたいラインナップがあります。
誕生日や季節の行事などのおもてなしにはケーキやちらし寿司などの仕上げにちょこっとフレーク状や粉末の金箔を振りかけたり、お正月やクリスマスなどのパーティーで、大勢で楽しんだりする場合には、個々のグラスにモチーフ状の金箔をさりげなく飾って、いつものシーンをより華やかにしましょう。