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【この記事のエキスパート】
料理家・フードスタイリスト・テーブルウェアスタイリスト:池 ももこ
お米もまともに炊けない料理オンチの状態から独学で華やか家庭料理・スイーツのプロに。
食事制限ゼロ、おいしい食事で−15kgのダイエットにも成功し、ファッション誌の読者モデルなどとしても活動中。
きれいとおいしいはつくれる”を活動テーマとし、料理教室「4step kitchen」を主宰。4stepで食卓がパッと華やぐお手軽レシピに定評がある。
料理教室を運営する傍ら、メディア出演・企業でのメニュー開発や食空間スタイリング・イベント講師・コラム執筆など幅広く活動中。
パンはもちろん、ピザやグラタンなどさまざまな料理のトッピングに便利な「とろけるチーズ」。いつもの料理にとろけるチーズを足すだけで、濃厚さが増しますよね。この記事では、とろけるチーズの選び方とおすすめの商品をご紹介します。
とろけるチーズとは?
とろけるチーズとは、加熱するとチーズがとろける商品のこと。とろけないチーズとは成分が異なり、たんぱく質や脂肪を粗くつなげているので、熱で分解されやすくなっています。食感がおいしい加熱用チーズで、クセになります。
ピザやパンにのせたり、グラタンやハンバーグの上にのせたり、とろけるチーズをのせるだけで普段のメニューがワンランクアップしたおいしさになります。
とろけるチーズの選び方
さまざまな料理のトッピングに便利な「とろけるチーズ」。いつもの料理にとろけるチーズを足すだけで、濃厚さが増します。また、糸のようにチーズが伸びる姿は、見た目的にも楽しいですよね!
この記事では、とろけるチーズの選び方をご紹介します。料理家・フードスタイリスト・テーブルウェアスタイリストの池 ももこさんに選び方のポイントを教えていただきましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイントは下記。
【1】チーズの形状で選ぶ
【2】チーズの種類で選ぶ
【3】カロリーが気になる方向けの商品もある!
【4】健康志向の方は「セルロース」不使用をチョイス
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】チーズの形状で選ぶ
一般的に、とろけるチーズは「スライスチーズタイプ」と「シュレッドチーズタイプ」の2種類の形があります。それぞれ向いている使い方が違うので、チェックしましょう。
トーストには1枚タイプの「スライスチーズタイプ」がおすすめ
スライスチーズタイプはとろけるチーズの定番です。1枚ずつ個包装されているので衛生的で使いやすくなっています。チーズ同士がくっついて固まるといった困ったことは起こりません。
そのまま食べるのではなく、食パンをトーストするときやハンバーグ、グラタンなどの上に乗せて加熱してください。とけるチーズが料理をよりおいしいものに仕上げます。
パンの耳の部分までチーズを乗せたい方は、大きめサイズを選んでください。
ピザやグラタンには細かく溶けやすい「シュレッドチーズタイプ」
シュレッドチーズタイプというのは、ナチュラルチーズをこまかくしたとろけるチーズのこと。紙をシュレッダーで裁断したような形状です。スライスタイプより伸びるチーズで、ピザやグラタンなどに使うとおいしいです。
スライスチーズタイプのように個包装されていないので、必要な分量だけ取り分けて使えるのが特徴。よく伸びるチーズなので、チーズタッカルビやチーズフォンデュ、熱々スープなどのトッピングに適しています。
【エキスパートのコメント】
チーズは、健康や美容にもいいと言われるたんぱく質を含む良質な食材のひとつですが、脂質も多く含まれています。
食べすぎを防ぐ目安としては、ひとり当たりスライスタイプなら1枚、シュレッドタイプなら1~2つまみを意識するといいでしょう。
【2】チーズの種類で選ぶ
とろけるチーズには、いくつかのチーズが使われます。チーズの種類によって味わいも異なります。それぞれのチーズの種類の特徴についてご紹介します。
「モッツァレラチーズ」はさっぱりとクセのない味わい
モッツァレラチーズはイタリアで生まれたフレッシュチーズの一種で、さっぱりとしたクセのない味わいが特徴です。加熱したときの伸びがよく、ハンバーグやピザ用によく使われます。
よく伸びるチーズなのでとろけるチーズによく使われ、モッツァレラチーズにほかの種類のチーズをブレンドした商品が多いです。低脂肪で糖質が低いので、チーズ特有のコクが苦手な方もおいしいと感じられるでしょう。
「ゴーダチーズ」は濃厚な味わいが特徴
オランダのゴーダ村で生まれたのがゴーダチーズです。バターのような濃厚でコクのある味わいが特徴で、熟成が進むとより深い味わいになります。商品によって数カ月熟成されたものや、2~3年かけて熟成されたものなどいろいろです。
ゴーダチーズが含まれたとろけるチーズは濃厚な味わいを楽しめるため、ピザのトッピングやオムレツに混ぜる食べ方などが好まれます。そのままおつまみとして食べたり、食パンに挟んでサンドイッチにしたりなど、食べ方はお好み次第です。
「パルミジャーノ・レッジャーノ」はコクと旨味が凝縮
パルミジャーノ・レッジャーノはイタリアチーズの王様と呼ばれており、コクと旨味が特徴でしっかりとしたチーズの食感を味わえます。香りが際立つのでそのままでも食べられますが、加熱するとこんがりと焼き色がついて、香ばしい風味も楽しめます。
おいしい食べ方としてはサラダにトッピングしたり、グラタンやパスタに加えたりなどいろいろです。スープの隠し味にするといった味わい方もあります。
「チェダーチーズ」は爽やかな酸味を感じる
世界でとてもたくさん生産されているのがチェダーチーズ。ゴーダチーズのように熟成期間によっていろいろな味わいになります。熟成期間が短いものはさわやかな酸味が、熟成が進むと芳醇でシャープな味わいが特徴です。
食パンやサラダにそのままトッピングして食べられます。ピザやグラタン、オムレツなどの加熱する料理にとろけるチーズとして使えば、よりおいしい料理になるでしょう。
【エキスパートのコメント】
スライスタイプもシュレッドタイプも、「どんな種類のチーズを使っているか」で相性の良い食材やお料理は決まってきます。
クセのないものがお好きな方は「ナチュラル」や「モッツァレラ」タイプ、コクや塩味を強く感じるものがお好きな方には「ゴーダ」や「チェダー」タイプのものがおすすめです。ご自身の好みを把握し、お気に入りのとろけるチーズを見つけてくださいね。
【3】カロリーが気になる方向けの商品もある!
とろけるチーズはおいしいけど、カロリーが気になるという方もいることでしょう。そのような方にはカロリーオフのとろけるチーズが適しています。
食パンをトーストにしただけでは味気ないですが、カロリーオフの商品を利用すればとけるチーズの味わいを楽しめます。
また、チーズの主成分である乳脂肪を植物油脂に置き換えて作られている「コレステロール95%オフ」などの製品もあります。チーズの代用に使うとかなりのカロリーがおさえられます。
【4】健康志向の方は「セルロース」不使用をチョイス
セルロースは食物繊維の一種ですが、食品添加物の素材としても利用されています。
とろけるチーズには、細かく刻んだチーズ同士がくっつかないようにする役割を担って入っています。野菜に自然と含まれているセルロースですが、ここでは食品添加物であるため、添加物を気にされる方はなるべくセルロース不使用のチーズを選ぶようにしましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)