シチズン時計は2019年3月8日、スマートウオッチ「Eco-Drive Riiiver(エコ・ドライブ リィイバー)」を発表した。希望小売価格は45,000円(税別)で、2019年秋に発売する。2019年3月10日に、米国テキサス州のオースティンで開かれる「サウス・バイ・サウスウェスト 2019」にて、正式発表する予定だ。
Eco-Drive Riiiverは、シチズンとヴェルトが開発する、腕時計を起点としたIoTプラットフォーム「Riiiver」に対応するスマートウオッチ。Bluetoothでスマホとつながり、無料の専用アプリ「Eco-Drive Riiiver アプリ」から、ほかのデバイスやサービス連携の設定を行う。このほか、活動量計や光量計も利用可能だ。
シチズン時計によると、Riiiverアプリに用意された要素「ピース」を3つ組み合わせることで、「iiidea(アィイデア)」と呼ばれる一連の流れが生まれる。
たとえば「腕時計のボタンを押す」(1ピース目)をトリガーとして、「タクシーのような配車サービス」(2ピース目)を「自分の位置へ配車する」(3ピース目)ことや、運動時に「200kcal消費する」(1ピース目)をトリガーとして、「音楽」(2ピース目)の「プレイリストをシャッフルする」(3ピース目)といったことが可能だ。
本体は定期的な電池交換が不要な「光発電エコ・ドライブ」仕様。ケースとバンドはステンレスで、風防はサファイアガラスを採用した。ケースの直径は43.2mmで、厚みは12.6mm。月差は±15秒。フル充電の状態で、約7カ月駆動する(パワーセーブモードでは約1.5年)。10気圧の防水性能も備えた。