シチズン時計は2019年3月8日、スマートウオッチ「Eco-Drive Riiiver(エコ・ドライブ リィイバー)」を発表した。希望小売価格は45,000円(税別)で、2019年秋に発売する。2019年3月10日に、米国テキサス州のオースティンで開かれる「サウス・バイ・サウスウェスト 2019」にて、正式発表する予定だ。

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    スマートウオッチ「Eco-Drive Riiiver」の「BZ7000-60L」

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    「BZ7005-74E」

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    「BZ7005-74X」

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    「BZ7007-61E」

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    Eco-Drive Riiiverのイメージ

Eco-Drive Riiiverは、シチズンとヴェルトが開発する、腕時計を起点としたIoTプラットフォーム「Riiiver」に対応するスマートウオッチ。Bluetoothでスマホとつながり、無料の専用アプリ「Eco-Drive Riiiver アプリ」から、ほかのデバイスやサービス連携の設定を行う。このほか、活動量計や光量計も利用可能だ。

シチズン時計によると、Riiiverアプリに用意された要素「ピース」を3つ組み合わせることで、「iiidea(アィイデア)」と呼ばれる一連の流れが生まれる。

たとえば「腕時計のボタンを押す」(1ピース目)をトリガーとして、「タクシーのような配車サービス」(2ピース目)を「自分の位置へ配車する」(3ピース目)ことや、運動時に「200kcal消費する」(1ピース目)をトリガーとして、「音楽」(2ピース目)の「プレイリストをシャッフルする」(3ピース目)といったことが可能だ。

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    シチズンの新たなIoTプラットフォーム「Riiiver」に対応する

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  • アプリ画面。日々のアクティティのほか、アプリで3つのピースを組み合わせ、iiideaを創造できる

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    アプリから、時計が浴びた光をたどれる

本体は定期的な電池交換が不要な「光発電エコ・ドライブ」仕様。ケースとバンドはステンレスで、風防はサファイアガラスを採用した。ケースの直径は43.2mmで、厚みは12.6mm。月差は±15秒。フル充電の状態で、約7カ月駆動する(パワーセーブモードでは約1.5年)。10気圧の防水性能も備えた。