俳優の瀬戸康史が、4月16日スタートのカンテレ・フジテレビ系ドラマ『パーフェクトワールド』(毎週火曜21:00~ ※初回20分拡大)に出演することが8日、明らかになった。
生涯一人で生きていくと決めていた、松坂桃李演じる車いすに乗った建築士・鮎川樹が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会し、心を通わせていくことで変化していくラブストーリーの同作。瀬戸は、樹の恋敵で、幼なじみのつぐみに片思いをしている、心優しいアプリ制作会社の社長・是枝洋貴を演じる。
今回のオファーに、瀬戸は「ラブストーリーはそんなに経験がないので、照れくさい部分はありました。しかし、1人の人間としても役者としても経験を積んで、今こういった作品と巡り会えたことには意味を感じます」とコメント。自身の役柄については「内なる炎は燃えたぎっているのに恋に関して積極的にいけない、そして人に寄り添うことのできる優しい人物です。しかし彼の中にも攻撃的な部分はあり、人として醜い部分も垣間見えてきます。そこに人間味を感じるので僕は好きです」と語った。
主演の松坂とは今回が初共演で、「本当にいろいろな顔を持っているなと思います。僕は彼の目が好きで、目だけで役を演じられる人だと思っています」という印象。山本については、「同郷ということもあり、以前ご一緒した時からとても接しやすい印象です。山本さんは一見強そうなイメージがありますが、とても繊細な心の持ち主だと思うので、つぐみの心の動きを正直に丁寧に表現されると思います」と述べた。
瀬戸の起用について、カンテレの河西秀幸プロデューサーは「茶目っ気溢れ、決して憎めない性格でつぐみを応援する是枝の笑顔が、瀬戸康史さんと自然にシンクロし、オファーさせていただきました」と説明。「瀬戸さんは巧みな演技の幅で、陰と陽を演じ分ける素敵な俳優だと思っていました。活動の幅を広げ、今とってもお茶の間に愛される瀬戸さんに演じてもらえると思うと、楽しみで仕方ありません」と期待を語っている。