タレントで女優の岡田結実がこのほど、テレビ朝日系主演ドラマ『私のおじさん～WATAOJI～』(毎週金曜23:15～ ※一部地域除く)のクランクアップを迎えた。

  • 岡田結実 -テレビ朝日提供

同ドラマは、 岡田結実演じる新人AD・一ノ瀬ひかりの前に、彼女だけ見える自称「妖精」のおじさん(遠藤憲一)が現れるというストーリー。

岡田は、遠藤と城田優が挨拶を終える頃には、涙を止められない様子で、監督から花束を受け取るとそのまま大号泣。その姿に、キャストスタッフもつい爆笑していた。

さらに岡田は「最終回は泣くシーンがいっぱいあったから、涙も乾いてもう出ないと思っていたんですけど…(笑)」と泣き笑いし、「このドラマがあったからみなさんに出会えて、別れがあるからまたどこかで出会える。そう思ったらうれしいんですけど、悲しくて…」と声をつまらせた。

初の連続ドラマ主演について、「演技も未熟だし、みなさん面白いのに私だけ面白い演技できないし…。座長と言っていただいても、座長らしいことなんてひとつもできませんでした」と振り返ったが、「ここにいるスタッフさん、遠藤さん、城田さん、そして共演者のみなさんに助けられ、『この作品は作っている人たちが本当に楽しんで作ったんだよ』と胸を張って言える作品にできるよう、毎日頑張りました!」と話した。

遠藤も初の妖精役に「この役は自分が頑張ればできる、ということでもなく、スタッフのみなさんやひかり(岡田)、千葉ちゃん(城田)をはじめとしたみなさんとの間合いや協力で成り立つ役だったので、すごく感謝しながら演じていました。一生に一度できるかできないかの“妖精役”ができて幸せでした」と感謝を述べた。

また、城田は「これまでのドラマの中で一番かもしれないくらい毎日が楽しかった」と振り返り、「モノづくりの楽しさと難しさを勉強できる素敵な機会をいただけて幸せでした」と語った。

最後に岡田は「終わりたくないけど終わらせないといけないので…」と、また涙声になりながら、「数カ月の間でしたけど、かけがえのない時間をありがとうございました」と感謝していた。