新宿歌舞伎町を舞台に、崎山つばさをはじめとした注目の2.5次元俳優が集結した映画『クロガラス1』(3月9日公開)、『クロガラス2』(3月30日公開)がシネマート新宿&シネマート心斎橋で上映される(来場者特典:映画『クロガラス1&2』限定ブロマイド ※なくなり次第終了)。「繁華街のどんなトラブルでも解決します」という解決屋の「クロガラス」(崎山、植田圭輔、最上もが)が、依頼人のトラブルに対応していく。
『1』では西川俊介、出口亜梨沙らをゲストに迎えホストクラブで起こった問題、『2』では浅川梨奈、栗林藍希らをゲストに女子高生の援交グループの問題を”解決”。主演の崎山演じる黒斗は冷静沈着な合理主義者だが、崎山自身は「ほとんど歌舞伎町に行ったことがない」という。昨年末は刀剣男士として『NHK 紅白歌合戦』出場でも話題となった崎山に、作品についてインタビューした。
■歌舞伎町にはほとんど行ったことがない
――崎山さんは、昨年末には刀剣男士の石切丸として『紅白歌合戦』に出演されて、反響もすごかったですね。
すごかった! 場所がすごかったです。その場にいるということが、夢のような感覚でした。親も喜んでくれたし、親戚で「崎山つばさを応援しよう」という会が発足したらしくて(笑)。僕の知らないところで、盛り上がってくれているようです。
――それはすごい! 応援団は、どんなことをするんですか?
具体的に何をするかは、わからないです(笑)。いろいろチェックしてくれるのかな? 映画館まで『クロガラス』を観に来てくれたらいいですね。
――今回は少しダークな雰囲気の作品ですが、歌舞伎町にはどんな印象がありますか?
僕自身はほぼほぼ歌舞伎町に行ったことがなくて。裏の世界が舞台なので、行ったことがあったら問題ですけど(笑)。知らない世界が多かったので、すごく新鮮でした。知らない分、歌舞伎町を舞台にした作品などを見て研究して、「自分はどうしようかな」と役作りにつなげていきました。実際に一人で行くのは怖いから、撮影中に少し路地を覗いてみたり、人を観察したりもしました。
――解決屋3人でのシーンが多かったですが、チームワークはいかがでしたか?
もともと、植田(圭輔)くんとは共演経験があったので、僕自身はすんなりと、悠哉と黒斗の関係を作れたかなと思います。最上(もが)さんとは初共演でしたが、会話をする時間も多かったので、この3人の空気感は序盤で形が見えてきました。
解決屋が生まれたバックボーンも、台本には書かれてないけど、3人で「こういうことあったんじゃない?」と想像しながら話すのも楽しかったです。撮影時間も長くて、一緒にいる時間も長かったので、自然と話していました。
――植田さんと、歌舞伎町に繰り出したりは……?
してないです(笑)。撮影でも、一緒にいたことはないんじゃないかな? 黒斗は単独行動しがちだったので、同じシーンは解決屋のアジトが多かったですね。