日本エイサーは3月7日、「Acer OJO 500 Windows Mixed Realityヘッドセット AH501」を発表した。3月15日から発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は55,000円前後。
世界初(同社調べ)という、レンズ部分を着脱式としたモジュラーデザインのヘッドセット。パーツごとに分離することで、持ち運びがしやすくメンテナンス性も高い。頭に触れるヘッドストラップ部分を、個人個人が自分専用として所有するといった使い方も、将来的に想定している。
ヘッドストラップはハードタイプとソフトタイプを選択でき、前頭部のコーブ(くぼみ)、ソフトタイプのフェイスフォームスポンジ、ダブルパッドのヘッドバンドなどにより、長時間に使用に配慮した。
ディスプレイサイズは2.89インチ×2で、解像度は2,880×1,440ドット。ユーザーそれぞれの瞳孔間距離に合わせた調整が可能で、映像の歪み、ぼやけを防いでクリアな映像を楽しめる。音響面では、外部の音が聞こえるインテグレーテッドオーディオシステム「Sound Pipe」を採用。没入感を維持しながら、周囲の音にも気を配れる。非密閉型のヘッドフォン×2個も付属。
トラッキングシステムはインサイドアウト方式で、上下、左右、前後の動きに対応するなど自由度が高く、体と頭の細かい動きを正確にキャッチ。モーションコントローラーは2個を同梱。電源はモーションコントローラー1個につき、単3形乾電池×2本を使用する。本体サイズはW190×D350×H178mm、重さは840g(ハードストラップ装着時)。