女優の永野芽郁がこのほど、日本テレビ系ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(毎週日曜22:30~)のクランクアップを迎えた。最終話は、10日に放送される。

  • 永野芽郁(左)と菅田将暉=日本テレビ提供

永野の最後の撮影となったのは、一颯(菅田将暉)の三回忌のために、久々に訪れた魁皇高校でのシーン。1人だけのシーンで、喪服姿で静かにクランクアップを迎えたさくら(永野)の元に菅田が登場し、柊一颯先生から茅野さくらに花束が贈呈され、現場は温かい雰囲気に包まれた。

すべての撮影を終えた永野は、涙ながらに「菅田さんが劇中で話していた言葉が、自分の中にもあるはずの考えなのに、それに気付かずに毎日過ごしてしまっているなと感じていました。このドラマに出演させていただいたことで、「当たり前のこと」を改めて見直すきっかけをいただきました。本当にありがとうございました。お疲れさまでした」とコメントした。

前回放送の第9話では、人質となった刑事・郡司(椎名桔平)を屋上に連れていこうとする一颯に、さくらが「先生は何のために、誰のために闘っているんですか?」と問い、振り返った一颯は「Let’s think!」とつぶやき、爆弾を起動させ、屋上へ生徒が来られないように通路を断ってしまった。

教室に戻ったさくらはクラスメイトに向かって、「私が澪奈(上白石萌歌)を殺したの…」と衝撃的な告白。一方、屋上では一颯が何者かに発砲され、倒れてしまうところでエンディングを迎えていた。