ソフトブレーン・フィールドは3月6日、「花粉症に関するアンケート」の結果を発表した。調査は2月1日~4日、20代~60代のPOB会員アンケートモニター4,400名(男性1.874名、女性2,526名)を対象に、インターネットで行われた。
調査によると、花粉症を発症した時期は20代(29.9%)が最も多く、10代(22.0%)や9歳まで(3.9%)を合わせると、半数以上が20代までに発症しているという。
そこで、花粉症の対策について聞いたところ、「マスクをする」(60.5%)、「医者に処方された薬を飲む」(41.7%)、「手洗い・うがいをこまめにする」(41.1%)が上位に。内服薬や外用薬などの対策に着目すると、手軽な市販品よりも、医者に処方されたものを利用する人が多いことが明らかに。「花粉症で医療機関を受診したことはありますか?」という問いには、68.5%が「ある」と回答した。
次に、同社が独自に収集するレシートから、花粉症の対策関連商品の「使い捨てマスク」と「鼻炎薬(外用薬含)」に注目し、POB会員の2018年1月~12月のレシートからトレンドを分析。その結果、「使い捨てマスク購入レシート(約2,000枚)」による売れ筋は、ユニ・チャームの「超快適マスク」(14.7%)が断トツの1位に。続く2位は、玉川商材の「フィッティシルキータッチモア」(4.5%)、3位には奥田薬品の「息がしやすいマスク ふつう」(4.4%)がランクインした。
同様に、「鼻炎薬(外用薬含)購入(約1,100枚)」を分析した結果では、久光製薬「アレグラFX」(14.7%)が1位に。以下、佐藤製薬「ナザールスプレー」(10.5%)、エスエス製薬「アレジオン20」(9.2%)、大正製薬「パブロン鼻炎カプセルSa」(8.2%)、佐藤製薬「ストナリニS」(8.0%)と続き、上位5位までの商品で全体の購入レシートシェアの5割を占めた。