小栗旬主演のテレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル『二つの祖国』(2019年3月23日、24日放送予定)の国際派キャスト11名が20日、明らかになった。
同作は、山崎豊子の同名小説を実写化。共に日系二世でUCLAの同級生でありながら、「日本人であること」に正反対の考えを持つ天羽賢治(小栗)とチャーリー田宮(ムロツヨシ)。太平洋戦争が始まり、賢治ら二世はアメリカか日本か、どちらの国に忠誠を誓うか、「二つの祖国」の狭間で選択を迫られることになる。
東京裁判法廷ウェッブ裁判長を演じるのは、タレント、ミュージシャンから国際ジャーナリストまで幅広く活躍し、ドラマ初出演のモーリー・ロバートソン。そして連合軍通訳部のムーラー中佐を演じるセイン・カミュ、アリゾナ・軍キャンプ査問官ホプキンズを演じる厚切りジェイソン、マンザナール収容所に強制収容された二世マイケル坂田を演じるハリー杉山、日本語学校「キャンプ・サベージ」クラーク校長を演じるチャック・ウィルソン、GHQ情報部の将校を演じるケント・ギルバート、ロサンゼルス群立病院の医師ピーターソンを演じるダニエル・カールと、日本でも人気のタレントが集結した。
またインフォメーション・セクションのカミング所長を演じるデーヴ・フロム、捜査官ケヴィンを演じるジョージ・ウィリアムズといった人気DJや、筋肉体操で話題の紅白出演庭師・今回演技初披露の村雨辰剛(極東国際軍事法廷のマイクチェックをするアメリカ人技術者役)と意外なキャストも。さらに、“ラストエンペラー” 愛新覚羅溥儀を演じるのは、フィギュアスケーターとしてだけでなくバラエティ番組でも人気の織田信成。今回は中国語の台詞に初挑戦する。
(C)テレビ東京