ASUS JAPANは3月6日、17.3型ゲーミングノートPC「ROG G703GX」を発表した。NVIDIA GeForce RTX 2080に加えて、144Hz駆動のディスプレイ、3基のPCIe SSDをRAID 0で搭載するハイエンドモデルで、3月8日に発売する。希望小売価格は税別599,500円。
6コア/12スレッドのノートPC向け最上位CPU「Intel Core i9-8950HK」やNVIDIA GeForce RTX 2080を搭載。CPUは全コア最高4.8GHzで動作するように調整している。また、メインメモリは64GBと大容量で、ゲームだけでなく、ゲームをしながら動画配信を行うという場合でもメモリ不足を感じさせないという。
ハイエンドプロセッサ用に冷却システムも協力で、CPUとGPUでそれぞれ12V駆動のファンを採用する。放熱フィンは0.1㎜厚でエアフローを妨げない設計となっている。4カ所の通気孔にはダストフィルターを装備する。
17.3型ディスプレイは144Hz駆動や3msの応答速度を実現するほか、NVIDIA G-SYNCをサポートし、チラつきやカクつきを防ぐ。
キーボードは、浅い押し込みでも入力を認識する「Overstroke」技術を備えるほか、全キー同時押しに対応する。また、イルミネーション機能「Aura Sync」によって、ヘッドセットなどほかのAura Sync対応機器と光り方を同期することも可能だ。
このほか、液晶の下部とパームレストの手前側にそれぞれ2基ずつスピーカーを搭載。さらにスピーカー出力とは別にヘッドホン専用のDACも搭載している。
主な仕様は、CPUがIntel Core i9-8950HK、チップセットがMobile Intel HM370、メモリがDDR4-2666 64GB、ストレージが512GB PCIe 3.0x4 SSD×3(RAID 0構成)+ 1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2080、ディスプレイが17.3型フルHD(1,920×1,080ドット/144Hz駆動、G-SYNC対応)、OSがWindows 10 Pro 64bit。
通信機能は2.5Gbit対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースはHDMI×1、Mini DisplayPort×1、Thunderbolt 3×1、USB 3.1 Gen2 Type-A×3、SDカードスロット、ヘッドホン出力、マイク入力など。
バッテリー駆動時間は約3.9時間。消費電力は最大560W。本体サイズはW425mm×D319mm×H47.5~51mm、重さは約4.7kg。