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【この記事のエキスパート】
フリーライター、小物王:納富 廉邦(のうとみ やすくに)

フリーライター、小物王:納富 廉邦(のうとみ やすくに)

文化、飲食、メディア、ガジェット、雑貨、伝統芸能など、娯楽全般をフィールドに雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、講演などで活動する。

文具系、カバンなどの装身具、お茶、やかん、ガジェット、小説、落語などに関する著書もある。テレビ「マツコの知らない世界」ではボールペンの人、「嵐にしやがれ」ではシステム手帳の人として出演。


日常的に使う機会の多いシャーペン・シャープペンシルは便利な筆記具ですが、芯が折れてしまうとストレスですよね。そんなときは、折れないシャーペンを使ってみましょう。この記事では、文房具ライターの納富廉邦さんへの取材をもとに、折れないシャーペンの選び方とおすすめ商品をご紹介します。

仕組みや書きやすさなどをチェック
折れないシャーペンの選び方

文房具ライターの納富廉邦さんへの取材をもとに、折れないシャーペンを選ぶときのポイントをご紹介します。

芯を折れにくくするメカニズムから選ぶ

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

折れないメカニズムのなかには、ゼブラ『デルガード』やパイロット『モーグルエア』のように、筆記時に芯を支えるメカニズム自体が沈み込むタイプがあります。このタイプの場合、筆記時に芯が動くことになるので、製図用途などのソリッドな線には向きません。

また、ぺんてる「オレンズ」に代表される、芯をパイプがガードして芯を出さずに書くタイプの場合、パイプが紙に当たる感触が気になる場合があります。三菱鉛筆「クルトガ」のように、芯が回転することで力が一点にかからず折れにくいというタイプもありますが、このタイプも筆圧の強い人には向きません。自分の書き方と、各製品の機能の相性は重要です。

折れない機能にもいろいろある

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【エキスパートのコメント】

折れないシャーペンといっても、その方式はさまざまで書き味も違います。

たとえば、0.5mm芯で折れない機能を搭載している製品は、かなり筆圧が強い人向けです。また、0.3mmなどの細い芯を安定して使うためにパイプガードがついているタイプのシャーペンもあります。これは、芯折れを気にせず細い文字を書きたい手帳ユーザーや学生におすすめです。

一方、0.7mm芯などの太い芯を使うことでさらに折れにくくする製品は、速記などの長時間書き続ける人向けなど、さまざまな特徴があります。シャーペンそれぞれの個性と自分との相性をよく考えて選びましょう。

折れないシャーペンの持ちやすさから選ぶ

シャーペンのフィット感やウェイトバランスなど、持ちやすさにつながるポイントもチェックしましょう。

持ちやすさやグリップのフィット感をチェック

出典:Amazon

シャーペンは持ち手の部分にさまざまな工夫が凝らされています。金属製で凹凸があるものや、やわらかく手にフィットする樹脂製のものもあります。見た目が好みでも書いている時に無駄な力が入ってしまったり、違和感が出たりしてしまうようでは使い勝手は悪くなります。

実物を触ってみないとわからない部分ではありますが、手で持って使うシャーペンだからこそ、自分好みの手触りのものを選びましょう。

長時間筆記しやすいウェイトバランスも確認

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【エキスパートのコメント】

大人向けのシャーペンの多くは、グリップを金属にして重心をペン先に寄せることで、書くときの姿勢を安定させて書けるように作られています。金属グリップは高級感もあり滑り止め効果も高いのですが、当然、ペン自体の重量は重くなります。

短時間書く場合であれば、やや重いくらいのほうが筆記時の安定感も高く書きやすいです。しかし、長時間書く場合や絵を描くなどのこまかい作業の場合は、ペン自体が軽い方がラクに書けます。自分が何を書くためにシャーペンを使うのを考えて選びましょう。

書きやすさにこだわった機能にも注目

出典:Amazon

長く愛用するために、折れないシャーペンの書きやすさも確認しましょう。たとえば、本体を振るだけで芯が出せるタイプや、芯がずっと鋭角な状態で書けるタイプなど、商品ごとにさまざまな工夫が凝らされています。

また、芯が折れないメカニズムによっても、書き心地が異なるので、できれば店頭で実際に試し書きしてから選ぶのがベターです。

高級タイプの折れないシャーペンも登場

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【エキスパートのコメント】

シャーペンは、長いあいだメインユーザーは学生で、価格やデザインも学生向きに作られていることが多くありました。しかし、折れないシャーペンの登場以降のこの数年は、シャーペンのよさが見直されて大人のユーザーも増えてきています。

そのため各メーカーはそれぞれ、大人が使っても違和感のないデザインや金属パーツを使った質感の高い製品を投入してきています。もちろん、高級タイプのシャーペンとして、学生ユーザーがここ一番で使うのにも向いています。

替え芯の入手のしやすさも大切

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シャーペンは0.5mmが一般的に普及しています。もし外出中にどうしても替え芯が必要になった場合には、ほかの太さの替え芯の場合はすぐには手に入りにくいことがあるかもしれません。

外出が多い方はいつも替え芯のストックを持ち歩くようにするか、0.5mmのシャーペンを利用すると芯切れの心配をあまりしないで済むでしょう。

文房具ライターからのアドバイス
芯が折れにくいと書き味も変わる?

【エキスパートのコメント】

シャーペンはボールペンと比べて、筆記感は軽く、ラクに大量の文字が書けます。また、絵やイラストの下書き、アイディアスケッチやラフの構成など、試行錯誤が必要な場合にも向いています。

シャーペンの大きな欠点だった「芯が折れやすい」という点が改善された「折れないシャーペン」は、もはや別の筆記具といっていいほど、扱いやすく、書きやすくなっています。

学生時代以来、なんとなく敬遠していた人、消せるボールペンの書き味に満足できない人に、ぜひ使ってもらいたいと思います。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)