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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター:吉田 みさこ
大手住宅設備メーカー在籍時にインテリアコーディネーター資格を取得し、ショールームコーディネーターを経験。
ハウスメーカーに転職後、注文住宅の内装を100案件以上経験。2012年よりウェブを中心に内装インテリアやリフォーム、建築、不動産などウェブ記事のライティングを多数手がける。
アームチェアはリビングでも寝室でも使いやすい椅子。リラックスできる背面の高いハイバックタイプや、座り心地に特化したテレワークにぴったりのキャスター付きなど種類豊富です。この記事では、アームチェアの選び方とおすすめ商品をご紹介。ぜひ、参考にしてくださいね。
アームチェアの特徴
アームチェアとは肘置きがついている椅子のこと。座ったとき両サイドの肘置きに腕を置けるので、長時間の読書でも疲れません。立ち上がるときも肘置きを支えにするので、足腰の弱い方もかんたんに立てます。
アームチェアは単体でも使えますが、オットマンという足を乗せるアイテムを併用すると全身をリラックスさせられて便利です。より癒しの時間を楽しみたいなら、背もたれの高いタイプを選ぶなど、幅広い選び方ができます。
アームチェアの種類
アームチェアには背もたれの高い「ハイバックタイプ」と背もたれの低い「ローバックタイプ」があります。それぞれの特徴を説明します。
リビングにおすすめのハイバック
「ハイバックタイプ」は背もたれが高いので座ったままもたれると首から頭まですっぽりサポートしてくれます。首の力で頭を支える必要がないため、全身のリラックスが可能です。
リラックスしながらテレビや読書ができるので、リビングに置くと重宝します。また肩こりなどの症状がある方にとってもハイバックタイプは適しています。
ダイニングにおすすめのローバック
「ローバックタイプ」は背もたれがお尻から腰までなので、座ったまま室内を広くみわたせます。ハイバックのように背もたれが長いと視界が遮られますが、ローバックは部屋全体を広く感じさせるのが特徴です。
食事用のダイニングテーブルにはローバックタイプが適しており、座面が回転するアームチェアなら椅子を引かずに使えて便利。床をキズつけることもありません。
アームチェアの選び方
それでは、アームチェアの基本的な選び方を見ていきましょう。
【1】サイズ
【2】座り心地
【3】手入れのしやすさ
【4】価格
【5】デザイン
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
アームチェアを選ぶときは、部屋の大きさに合わせたサイズを選びましょう。狭い部屋に大きなサイズのアームチェアを置くと窮屈になり、リラックス感がなくなってしまいます。広い部屋に置くのならサイズの制約はなくなるので、どのようなサイズでも可能です。
座り心地のよいアームチェアはサイズが大きくなりがちなので、くつろぎたいリビングなどには大きなサイズがよいでしょう。食事をするダイニングはテーブルがあるので、サイズが小さめのほうが適している場合があります。
置く場所とマッチしていて、バランスがとれているかがポイントです。
【2】座り心地をチェック
長く愛用するためには、アームチェアの座り心地も大切です。
背面の高さを確認する
座り心地は、アームチェアの満足度を高める大きなポイントです。背面が高いハイバックは、身体をゆったり預けられるためリラックスすることができ、座り心地はかなりよくなります。ただし、背面が高くなればなるほど空間に対する圧迫感も高まるので、アームチェアを置く場所が狭い空間なら、背面は低めのローバックにして、ほかの家具などとのバランスをとりましょう。
アームの長さを確認
ゆったりと座りたいという方は、アームが長いチェアを選んでみましょう。ただし、デザインを気にするなら、短いアームのチェアを選んだほうがいいでしょう。
アームが長いほど腕を預けられる面積が広くなるのでゆったりできます。ただ、そのぶん場所をとるのがデメリットです。ダイニングで使う場合は、アームがテーブルの邪魔にならないか確認するといいでしょう。
ランバーサポートの有無を確認
とくに、オフィスチェアタイプのアームチェアを検討する場合は、ランバーサポートの有無にも目を向けてみましょう。
ランバーサポートとは座ったときの理想的な姿勢を支援してくれるパーツで、有名メーカーの高級なオフィスチェアに標準装備されていることが多く、自分に合わせた快適な座り心地を実現してくれます。
まずは、実際に座ってみて、感覚を確かめてみるのがいいでしょう。なお、ランバーサポートがついていないオフィスチェアでも、あとからとりつけできる場合があります。
【3】手入れのしやすさをチェック
アームチェアは長く愛用するもの。素材によるお手入れ方法も知っておくとよいでしょう。
レザー素材の張地は高級感だけでなくメンテナンスも楽
張地がレザー素材のものは、高級感のある本革、伸縮性のあるソフトレザー、汚れに強い合皮タイプなどいろいろあります。
高級感を出してリラックスしたいのなら本革の張地のアームチェアを、気軽に使いたいのならソフトレザー、水や汚れやすい場所で使うのなら合皮など、用途によって選べるのがレザーです。
レザーは基本的に乾拭きでメンテナンスできるので、お手入れに時間をかけたくない方に向いています。
座り心地のよいファブリック素材はインテリアとの相性抜群
布生地を使ったファブリック素材の特徴は、風合いがソフトで身体になじみやすいこと。デザインも無地のものからデザイン性の高いものまで、たくさんのアームチェアがあります。部屋の雰囲気に合わせて選べる楽しさもポイントでしょう。
ただしファブリック製は水や汚れが染み込むと、お手入れが大変。チェアカバーをかける、撥水性のある生地を使っているものを選ぶなど、対策するといいでしょう。
ナイロンやメッシュ素材はアウトドアに最適
ナイロン素材やメッシュ地の特徴は軽くて丈夫なこと。持ち運びしやすいので、アウトドアで使うのに適しています。水に濡れても乾きが早いので、庭でのバーベキューやキャンプなどにぴったりです。
アウトドア専用として使うのなら、フレームはスチール製で折りたためるものを選んでください。アーム部にドリンクホルダーなどがあると、快適にすごせます。
【4】価格をチェック
【エキスパートのコメント】
有名なデザイナーブランドや椅子職人の1点ものは、一生使っていきたい素晴らしい作品が多く魅力的です。しかし、その一方で値段が高く、一般的にはなかなか手が届きにくいという問題があります。デザイナーズチェアでも、リプロダクト(正規品のレプリカと言えるもの)として生産された商品なら、比較的安い価格でデザイン性の高いアームチェアに出会えますので探してみましょう。
部屋の模様替えを楽しみたいという短期的な目的なら、デザイン性と価格の安さを重視して選ぶのもひとつの考え方です。上質なくつろぎを得たい場合や、長時間パソコン仕事などをするため身体に負担のかからないアームチェアを求めているなら、ある程度の投資を覚悟して正規品を選ぶと大きな満足感を得られます。
【5】デザインをチェック
【エキスパートのコメント】
求める座り心地の感覚と希望するアームチェアの大きさがある程度決まれば、あとは自分好みのデザインかどうかを最終的な判断材料にしましょう。アームチェアは、自分にとって大切なプライベートの時間を充実させるためのアイテムです。そのためには、やはり座り心地が重要で、その次に重視したいポイントがデザイン性と言えます。体感として満足でき、視覚的にも幸せを感じるアームチェアを探すことが重要です。お気に入りの一脚に腰を落ち着けることで、充実した時間が過ごせるようになるでしょう。
人気メーカー・ブランドの特徴
おすすめの人気メーカーを紹介します。どのメーカーも種類が豊富でお気に入りの商品がみつかるはずです。
LOWYA(ロウヤ)
「LOWYA(ロウヤ)」の特徴は流行しているテイストをとり入れたものが多いことで、おしゃれ感を重視する女性や若者などに人気です。
ロウヤの家具や雑貨を置いている部屋にアームチェアを置く場合、デザインなどのバランスを考える楽しさがあります。
4500点以上のアイテムを扱うオンラインショップで購入できるので、おしゃれなアームチェアを手頃な価格で購入可能です。
エアリゾーム
北欧風の家具やインテリアが人気を集めていますが、そのようなアームチェアを探すのなら「エアリゾーム」です。おしゃれな北欧家具をたくさん扱っているブランドで、オンラインショップで自宅にいながら購入できます。
ハイバックタイプのものやダイニング用にセットで購入する場合、運ぶのが大変です。オンラインショップなら手間が省けますし、実店舗に買いにいけない方には便利です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)