ソニーは3月5日、同社のフラッグシップイヤホン「IER-Z1R」を発表した。3月23日に発売する。価格はオープン。ソニーストアの販売価格は199,880円(税別)。コンサートホールの特等席で聴いているかのような音楽体験を目指したという。
2018年にドイツで開催された「IFA2018」でソニーが発表したモデル。欧州ではすでに販売を開始している。山本敦氏のハンズオンレポートもあるので、ぜひ一読いただきたい。
IER-Z1Rは、2つのダイナミックドライバーユニットと、1つのバランスドアーマチュア(BA)ドライバーユニットを搭載した密閉型ハイブリッドイヤホン。低音域から中音域用に12mmのダイナミックドライバーユニット、高音域用にBAドライバーユニット、超高音域用に5mmのダイナミックドライバーユニットを用意しており、ハイレゾ音源の魅力を引き出す。
音が伝わる経路を綿密に調整した「リファインドフェイズ・ストラクチャー」により、楽器やボーカル本来の音色を再現する。今までにないような音の分離感も実現するとしている。
ハウジングには、高い硬度と耐食性を備えるジルコニウム合金を採用。本体側面には、地金に繊細なウロコ模様をつけるペルラージュ加工を施した。
再生周波数帯域は3Hzから100,000Hz、音圧感度は103dB、インピーダンスは40Ω。パッケージには、ヘッドホンケーブル(1.2m。非磁性体金メッキL型ステレオミニプラグ)、バランス接続ケーブル(1.2m。非磁性体金メッキL型バランス標準プラグ)、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/MS/M/ML/L/LL)、トリプルコンフォートイヤーピース(SS/S/MS/M/M/ML/L)、キャリングケースが付属する。