写真イベント「CP+2019」が、過去最高の入場者数をもって閉幕しました。今回のCP+はフルサイズミラーレスが話題の中心でしたが、それ以外のカメラも意欲作ぞろいでした。特に注目されていたのが、ソニーが2月下旬に発売したAPS-Cミラーレス「α6400」。瞳AFが進化した「リアルタイム瞳AF」を搭載し、動き回る人物でも確実にピントを合わせ続けるようになりました。

そこで今回は、大口径の単焦点レンズ「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」を装着したα6400を使い、リアルタイム瞳AFの実力がどれほどのものか、コンパニオンの撮影でチェックしてみることにしました。腕利きの三井公一カメラマンが迫ります。

  • リアルタイム瞳AF機能を搭載するソニーのAPS-Cミラーレス「α6400」。ボディー単体モデルの実売価格は税込み11万8000円前後、今回組み合わせた単焦点レンズ「Sonnar T* FE 55mm F1.8 Z」の実売価格は税込み9万5000円前後

カメラを向けるだけで瞳にバチピン

  • 大胆な衣装で毎年人気のマウスコンピューターのブースでは、セミナー終了時に撮影タイムが設けられていました。α6400は、コンパニオンの美しさと鮮やかなシンボルカラーをうまく再現してくれました

  • CFexpressカードなど、新世代のメディアを展示していたSanDiskブースでは、健康的な彼女が目印となっていました。Nikon Zシリーズや、パナソニックのLUMIX Sシリーズが対応を表明しており、注目のカードといえます

  • 写真家向けの高品質液晶ディスプレイで有名なBenQのブースでは、ちょっとはにかんだ笑顔のコンパニオンに遭遇。α6400の瞳AFの正確さと、スキントーンの表現に感心しました

  • 一眼カメラやスマートフォン用のジンバルを多数ラインアップするFeiyu Techのブースでは、タイトなワンピース美女を撮りました。高輝度な白バックにもかかわらず、α6400は適正露出でコンパニオンの表情をキャプチャーしてくれました

  • エキゾチックな表情の彼女は、タムロンブースで会うことができました。ミックス光でしたが、α6400のオートホワイトバランスは優秀だと感じます

  • K&F CONCEPTのブースでは、妖艶なチャイナドレスを身にまとったコンパニオンを撮影。α6400の瞳AFは、被写体が画面中央付近にいなくても確実に瞳に合焦できました

  • iPhone用レンズを内蔵したケースが注目を集めていたShiftCamブースでは、初代ミニスカポリスとして活躍した福山理子さんがブースに立っていました。一声かけて撮らせてもらいましたが、そのオーラをα6400は確実に捉えました

  • 山ガール風のいでたちの彼女は、浅沼商会ブースで会えました。いくつかのポーズを取ってもらいましたが、α6400の瞳AFの食いつきはよく、瞬時に認識してフォーカスし続けてくれました