JR西日本と京都鉄道博物館は4日、和歌山線・桜井線(万葉まほろば線)の新型車両227系1000番台を特別に展示すると発表した。227系1000番台は3月16日のダイヤ改正に合わせてデビュー。京都鉄道博物館での特別展示は3月27~31日に実施される。
和歌山線・桜井線(万葉まほろば線)では、安全性と快適性を備えた新型車両227系1000番台を順次投入。3月16日に運行開始した後も追加投入を進め、2019年秋までに現在走行している105系・117系をすべて置き換える予定としている。2020年春には、新型車両の「車載型IC改札機」を使用した「ICOCA」エリア拡大が予定されている。
京都鉄道博物館では、JR西日本の営業路線とつながった引込み線を活用し、現役車両の展示を行っており、3月27日から5日間、本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアにて、デビュー間もない227系1000番台2両を特別展示することになった。なお、営業線を運転しての搬入となるため、輸送上の都合により展示を中止する場合がある。227系1000番台の展示期間中にイベントも予定しており、詳細は後日発表するとのこと。