俳優の竹財輝之助、吉田宗洋、猪塚健太が2日、東京・台場のフジテレビで行われた、FODの連続ドラマ『ポルノグラファー~インディゴの気分~』(毎週水曜24:00~最新話配信)のトークイベントに登場した。
ポルノ小説家・木島理生(竹財)と大学生の久住春彦(猪塚)を中心としたラブストーリーである『ポルノグラファー』は、昨年7月にFODで配信を開始し、FODオリジナル作品としては異例の大ヒットを記録。今作は、木島理生と木島の編集担当・城戸士郎(吉田)の2人の過去を描いた作品となる。
冒頭では、このイベントの募集期間が約1週間にもかかわらず、500人以上の応募があったことが明かされ、中には福岡から来たという人も。竹財は「見てくださった方のおかげで、気難しい大人たちを動かしたのはファンの方たちなので本当にありがたい。ですが、本番入るまでぼくはこんなに逃げたい現場はなかった。本当に緊張していて、木島理生はどんな人だったかなと思いつつ現場に入りましたが、ひとこと目を城戸と交わしたらこんな空気だったと。最後まで走り切った」と、ファンに向けて感謝とドラマの感想を述べた。
撮影の印象に残ったエピソードの話題では、竹財が「城戸との絡みのところで、城戸ではなく吉田本人がテンション高く出てきた。冬の寒い日に2人ともヌーディな感じで撮影していたのですが、撮影中にカットがかかるとスタッフさんが防寒着を持ってきてくれるんですが、一切着ないんですよ。『いやぼく大丈夫です。いまめっちゃ熱いんで、いや動いているんではい。大丈夫っす』とか言っているんですよ」と会場を沸かせ、吉田から「何だったんですかね。ランナーズハイだったんですかね」と、さらに会場に笑いを誘った。
また、猪塚は「撮影日が1日しかなかったんですが、現場で不思議だったことは、私は春彦と呼ばれているのですが、なぜか城戸さんはなぜか“デカ長”となぞの呼びかたをされていた」、吉田は「カメラマンの方からヒゲ面でコートを着ているから刑事(デカ)にしか見えないと言われていた」と、現場の雰囲気が前作のまま、和気藹々(あいあい)としていたことを明かした。
他にも、原作者・丸木戸マキ氏のサプライズ登壇、視聴者から募集した一番印象に残ったシーンランキングベスト10発表、事前募集したにファンの方からの質問に応える企画などもあり、盛況でイベントは終了した。