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【この記事のエキスパート】
フードコーディネーター/料理・お菓子研究家:佐々木 ちひろ
学生時代に栄養学を学び、製菓会社・食品会社のフードコーディネーターを経て独立する。
現在は書籍・WEB・企業などのレシピ考案やフードスタイリングを中心に活動する。
美味しい料理を作るため食材選びからこだわり、普段から居心地のよいキッチン作りや、効率よく仕事をするため機能性に優れた調理道具えらびを心がけている。
お菓子作りや料理に欠かせないキッチン用具のひとつ「粉ふるい」。この記事では粉ふるいの選び方と、おすすめ商品を紹介。シフター、ストレーナー、裏ごし器、スプーン、電動とタイプ別に厳選しました。ユーザーのイチオシ商品や口コミもあります。
ポイントをチェック!
粉ふるいの選び方
粉ふるいを選ぶときのポイントを解説していきますポイントは下記のとおり。
【1】使い方に合わせて種類を選ぶ
【2】材質で選ぶ
【3】お手入れが簡単なものを選ぶ
ぜひ参考にして自分に合ったものを見つけてくださいね。
【1】使い方に合わせて種類を選ぶ
粉ふるいは大きく分けて5つの種類があります。用途や使い方によって使い勝手が異なりますので、自分の好みに合うものを選べるようにしましょう。
シフタータイプ|片手で簡単に使える
ハンドルを握ったり離したりして粉を振るうタイプ。左右に揺らさずに使えるため、粉がこぼれないのが魅力。用途が粉を振るうだけに限定されるものの、お子さんでも簡単に扱えます。
シフタータイプは、部品の間に粉が入り込んで洗いにくいため、分解できるものを選ぶと衛生的に使えます。また商品によっては食器用洗浄機が使用できるものもあるため、洗い方にも着目して選んでください。
ストレーナータイプ|いろんな用途で使える
持ち手がついたざるのような形状が特徴。みそこしや出汁づくり、ゆで野菜や麺類の湯切りなど、ざるの代用品として幅広く使えるため、ひとつ持っていると便利なアイテムです。
ストレーナータイプは、なるべく網目が細かいものを選びましょう。食材に均一に粉をかけることができるため、下ごしらえ時に重宝します。
裏ごし器タイプ|ふんわり細かい粉に
底だけが網になったタイプ。網目が細かいため、ふんわりと細かい粉を作れるのが魅力です。
粉をふるいにかけるときは深めのボウルに入れて、側面を軽くたたくようにふるうのがコツ。ただし、ボウルからはみ出ていると周囲を汚してしまいます。ボウルのしたに新聞紙などを敷いておくと片づけが簡単ですよ。
また、使用後はしっかり粉を落とせるなら洗わない方もいるようですが、気になるなら洗浄後しっかり乾燥させてください。
スプーンタイプ|少量使いにピッタリ
スプーンタイプは食材の下ごしらえや焼き菓子の仕上げに粉砂糖をふりたいときなど、少量使いに便利です。すくって直接ふりかけるだけと使い方も簡単。商品によっては大さじ1杯ぶんなど計量スプーンの機能を備えたものもあります。
ただし、たくさんの粉をふるいにかけることができないのと、網目が大きいのできめ細かい粉をふるのには向いていません。マカロンに入れるアーモンドプードルのように粒子が粗い粉末をふるうのに役立つでしょう。
電動タイプ|手が疲れない
電動タイプの粉ふるいは、粉を入れたらボウルのうえに持ってスイッチを入れるだけ。手を動かさずに片手で粉をふるえるため、手が疲れません。また、電動なので手でやるよりも時間を短縮できます。
むずかしい操作やコツを知らなくても、子どもでも簡単に使える道具なので親子でお菓子づくりを楽しむために用意してもいいでしょう。マフィンやクッキーなどたくさんの薄力粉をふるうときに便利です。
【2】材質で選ぶ
【エキスパートのコメント】
粉ふるいの素材としてメジャーなのは、ステンレス製と樹脂製。
一般的なステンレス素材の製品は、耐久性にすぐれている点と、豊富な選択肢のなかから選べることが魅力です。
樹脂製の粉ふるいはステンレス素材の製品より耐久性という点では劣りますが、分解ができたりフタがついていたりするなど、多機能なものが多いです。あわせて検討してみるとよいでしょう。
【3】お手入れが簡単なものを選ぶ
【エキスパートのコメント】
「ストレーナータイプ」と「裏ごし器タイプ」はシンプルな形をしているので、比較的お手入れに手間がかかりませんが、「シフタータイプ」は構造が複雑でこまかい部分に粉がたまってしまうことがあり、お手入れが少々大変です。
基本的には水洗いせずに粉をはたき落とし、細部はハケなどで掃除します。「シフタータイプ」を選ぶときは、分解して洗えるものもあるので検討してみるとよいでしょう。