TCLジャパンエレクトロニクスは3月1日、4K・HDR表示に対応する液晶テレビ「K60」シリーズを発売した。ラインナップは50V型と43V型の2モデルで、それぞれスタンドがブラックとシルバーの2色を用意する。なお、2018年12月にはじまった新4K衛星放送を受信できるチューナーは内蔵しない。
50K600U(ブラック)/50K601U(シルバー)
50V型モデル「50K600U(ブラック)」「50K601U(シルバー)」の推定市場価格は50,000円前後(税別)。画面解像度は3,840×2,160ドットで、Ultra HDブルーレイで採用されているHDR方式「HDR10」に対応する。
液晶パネルはVA方式を採用。液晶パネルの厚みは9.9mmで、ベゼルはメタル製。壁掛け設置も可能で、VESAマウントは200mmに対応する。
地上デジタルチューナー×2、BSデジタル/110度CSデジタルチューナー×2基を内蔵。USB(3.0)ポート×1基、USB(2.0)ポート×1基を用意し、外付けHDDを使えば番組の録画も行える(裏番組の録画も可)。有線LANポートも備えた。
映像入力インタフェースは、HDMI×3系統(すべて2.0、うち1ポートはARC出力対応)、ビデオ入力(RCA)×1系統。内蔵スピーカーの最大出力は8W+8W。本体サイズはW1,113×D269×H616mm(スタンドあり)、重さは12.6kg(スタンドあり)。
43K600U(ブラック)/43K601U(シルバー)
43V型モデル「43K600U(ブラック)」「43K601U(シルバー)」の推定市場価格は45,000円前後(税別)。50V型モデルとの違いとして、HDMI端子は2系統になるほか、USB(2.0)×1ポートになることが挙げられる。本体サイズはW961×D232×H607mm(スタンドあり)、重さは8.6kg(スタンドあり)。このほかの仕様はほぼ共通。