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【この記事のエキスパート】
インテリアデザイナー・福祉住環境デザイナー・カラースペシャリスト:網村 眞弓(あみむら まゆみ)
色彩の効果を活かし健康で快適な暮らしをデザインします。
ウエルネス空間や機能的でここちよいステイホーム空間、ホテルライクなデザインや最新トレンドを取り入れた素敵な空間づくりを得意としています。
都市型高齢者専用賃貸住宅第一号の開発や、厚生省の助成事業で色彩やインテリアによる効果を検証に携わる。日本IBM研究所、世界2位広告代理店グレイ・インターナショナルでメディアプラ二ング、スワロフスキーでブランディングを行い、英国やスイスに修学。レマン湖畔の邸宅など手掛け、現在はColor Design Firm代表としてインテリアやカラーのデザインやコンサルティングを行う。
メディア出演、講演・セミナー、執筆多数。英語での対応も可能です。
インテリア雑貨として人気の火を使わないLEDキャンドル。ニトリやイケアをはじめ充電式・電池式のほか、ガラス製、プラスチック、本物のロウを使ったものなどさまざまな商品が発売されています。本記事では、LEDキャンドルの選び方とおすすめ商品を紹介します。
LEDキャンドルの選び方
それでは、LEDキャンドルの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】点灯モード
【2】明るさ調節ができるか
【3】電源方式
【4】連続点灯時間
【5】材質
【6】機能性
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】点灯モードをチェック
LEDキャンドルの良さは、ゆったりした穏やかな空間を演出できて、心身ともにリラックスができることです。キャンドルの炎にはその力があり、LEDタイプでも炎のゆらぎを実現することができています。
せっかく自宅に取り入れるなら本物の炎のようにゆらゆら揺れるモードがあるタイプを選びましょう。実際にテーマパークのアトラクションの舞台装置として使用されている「ルミナラ」などが有名です。
それ以外にも、お部屋の照明用に常時点灯モードや点滅モードなどがあるタイプもあります。気分により使い分けたい方は、モードの種類を確認しましょう。
【2】明るさ調節ができるかチェック
LEDキャンドルを使うシーンもさまざまです。寝室でリラックスしたいときには明るさを抑えたいとか、読書をしたり食事をしたりするときは明るめにしたいなど、必要な明るさも変わってきます。
LEDの特徴でもありますが、明るさを細かく調節できるタイプであれば、シーンに応じて使い分けることができます。
【3】電源方式をチェック
電源方式には、電池式、充電式、コンセント式があります。それぞれ特徴が異なるので、自分の使い方に合うタイプを選びましょう。
▼電池式
電池式のLEDキャンドルは、使う電池の種類によって、値段や点灯時間などが異なってきます。電池式LEDキャンドルの利点は、コードを使用しないので、好きな場所に自由に置けることと、万が一電池が切れても、近くのコンビニなどですぐに代わりの電池を手に入れられることです。
近くにコンセントがない場所で長時間点灯させておきたい人に向いています。
▼充電式
電池式と比べると、全体的に少しお値段が高くなってしまうのが難点ですが、電池を買い換える必要もなく、フル充電すれば長時間使用することもできるので、長期的に見ればコスパはよいでしょう。
充電のために必要なケーブルが長めに設計されている製品も多いので、比較的自由な場所に置くこともできます。常時LEDキャンドルを点灯させておきたい人向きです。
▼コンセント式(コードタイプ)
室内だけでなく屋外でもコンセントさえあれば使えるところがメリットです。充電式や電池式などのように電池切れの心配もありません。
ただコードなどの配線が見えてしまうこと、コンセントからコードの長さの範囲内でしか置けないには注意が必要です。発売されている商品は、電池式と充電式が圧倒的に多く、コンセント式はそれほど多くありません。
【4】連続点灯時間をチェック
圧倒的に便利な電池式と充電式ですが、電池や充電が切れてしまっては使えなくなってしまいます。
いずれのタイプも連続点灯時間はランニングコストに直結する部分なのでしっかり確認しましょう。また充電式は満充電までにかかる時間も確認しておくとよいでしょう。
【5】材質をチェック
材質には、ガラス製、プラスチック製、本物のロウがあります。特徴を見ていきましょう。
▼ガラス製|高級感がありデザインも豊富
ガラス製の特徴はデザインのバリエーションがあり高級感があることです。
ガラスの透明度や形状などどれもが個性的で迷ってしまうほどです。ガラスを通してみる炎のゆらぎは、また格別の良さがあります。インテリアの雰囲気に合わせて選んでください。
▼プラスチック製|手軽で壊れにくい
手軽に使うならプラスチック製が便利です。
落としても破損しづらく値段も安いものから選べます。ただガラス製などと比べると雰囲気の差は段違いになります。インテリアアイテムとして購入を検討するなら照明を点灯させている状態を必ず確認して選ぶようにしましょう。
▼本物のロウ|雰囲気は抜群、リアル感を求めるならこれ
数は多くありませんが、本物のロウを使ったLEDキャンドルもあります。
ガラス製も高級感があり満足度が高いですが、インテリアやお部屋の雰囲気をより自分らしくしたい場合などは、本物のロウを使ったタイプがおすすめです。日常からリビングやダイニングにおいて使うものよいですし、パーティーなど特別な演出にも効果を発揮してくれますよ。
【6】機能性をチェック
あると便利で使いやすくなる機能を紹介します。
▼リモコンの有無
照明器具なので離れたところからでも操作ができるリモコン付きが圧倒気に便利です。
オンオフに始まり、明るさの調節、点灯モードの変更などが手元で行えます。リモコンが付属するタイプやオプションで追加購入が必要なタイプもあります。事前に確認するようにしましょう。
▼タイマーの有無
寝室において就寝前後に使うならタイマー機能が便利です。
気づいたら電気をつけっぱなしで寝ていたなんてことは、だれしも経験があるところ。リラックスしてスムーズに入眠するために点灯する照明でもあるので、一定時間後に自動オフになるタイマー機能は欠かせません。
▼防水機能の有無
お風呂でも癒されたいという方なら防水機能付きのLEDキャンドルを選びましょう。
バスタブ脇においたり、湯舟に浮かべることができる完全防水タイプなどもありますよ。浴室の電気を消して楽しんでください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)