叡山電鉄は28日、900系の展望列車「きらら」を新緑のさわやかなもみじをイメージしたメープルグリーン塗装に変更し、3月21日から「青もみじきらら」として運行すると発表した。

  • 「青もみじきらら」のイメージ

この取組みは、鞍馬線が2018年12月1日に開通90周年を迎えたことを記念し、2019年12月まで実施する「鞍馬線開通90周年事業」の一環で行われる。

展望列車「きらら」は現在、メープルレッド塗装の901・902号車、メープルオレンジ塗装の903・904号車が活躍中。今回はメープルレッド塗装の編成をメープルグリーン塗装に変更し、「青もみじきらら」として運行する。

  • メープルオレンジの903・904号車(写真左)とメープルレッドの901・902号車(同右)

  • 新緑の「もみじトンネル」を走る展望列車「きらら」

「青もみじきらら」は3月21日の出町柳駅9時45分発、鞍馬行から運行開始。運行期間は2020年12月上旬までを予定している。運行開始に先立ち、出町柳駅改札内で9時30~45分に発車式を開催。沿線の児童から運転士へ花束贈呈、駅長による出発合図が行われる。