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【この記事のエキスパート】
フードコーディネーター/料理・お菓子研究家:佐々木 ちひろ

フードコーディネーター/料理・お菓子研究家:佐々木 ちひろ

学生時代に栄養学を学び、製菓会社・食品会社のフードコーディネーターを経て独立する。
現在は書籍・WEB・企業などのレシピ考案やフードスタイリングを中心に活動する。
美味しい料理を作るため食材選びからこだわり、普段から居心地のよいキッチン作りや、効率よく仕事をするため機能性に優れた調理道具えらびを心がけている。


きな粉といえば、ひと昔前までは和菓子などに使われる食材として知られていました。今ではその栄養価の高さから健康やダイエットとして注目が集まる機会も多く、毎日きな粉を食べる人もいるほどの人気フードになっています。この記事では、そんなきな粉の選び方やおすすめ商品、ユーザーの口コミをご紹介します。

まずはきな粉の基礎知識を覚えておこう!

おすすめのきな粉をご紹介する前に、きな粉に関する基本情報を知っておきましょう!

きな粉は炒った「大豆」を粉にしたもの

出典:Amazon

きな粉は、大豆から作られた食品です。作り方は、大豆を炒ってから、粉砕して粉状になったらできあがり。味をよくする目的で、大豆の皮や胚軸を取り除く場合もあります。

炒ることによって大豆独特のくさみがなくなり、香ばしい風味に仕上がっているのが特徴です。焙煎加減によって、黄色から褐色まで色合いの幅があるほか、青大豆から作られたものは「青きな粉」、「うぐいすきな粉」と呼ばれています。

きな粉に含まれる「栄養成分」

出典:Amazon

きな粉は大豆を丸ごと粉にしているため、大豆に含まれる栄養成分が、ほぼそのまま残っています。たとえばイソフラボンは、丈夫な骨を作るために役立つとされている成分。また、大豆オリゴ糖は、お腹の環境に関わる、ビフィズス菌を増やします。

そのほかにも、大豆たんぱく質や食物繊維など、さまざまな栄養成分が含まれているので、きな粉を摂取することは、体調管理にも役立ちます。

産地や成分にも注目!
きな粉の選び方

ここからは、きな粉を選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントは下記。

【1】大豆の産地で選ぶ
【2】容量・パッケージで選ぶ
【3】製造方法や食感の違いで選ぶ
【4】豆の種類で選ぶ
【5】ブレンドされているもので選ぶ

上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】大豆の産地で選ぶ

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きな粉の原料は大豆です。大豆は国産と外国産のものがありますが、安心という点ではやはり国産の素材を使ったきな粉は人気が高いですね。購入の際には、原料の大豆が遺伝子組み換えでないか、更にこだわる方はオーガニックであるかなどを知りたいのではないでしょうか。この場合はパッケージや公式サイトなどを確認するとよいでしょう。

一方で、毎日きな粉を食べたい、たくさん使いたいという理由で、比較的価格が安い外国産を選ぶ方もいるようです。

【2】容量・パッケージで選ぶ

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きな粉のパッケージには、チャック式の袋入り、大袋入り、使い切りサイズの小袋入りなどがあります。チャック式は保存しやすさがメリット。大袋入りは大容量でリーズナブルなものが多いのですが、密閉できる容器に移し替える必要があります。

小袋入りはいつも新鮮な風味のものを味わえるのが魅力的です。用途や使い切れる量を考えて選びましょう。

【3】製造方法や食感の違いで選ぶ

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きな粉は大豆を炒って挽き、粉末状にしたものです。加熱することで大豆の臭みがなくなり、香ばしくなります。商品パッケージなどに「全粒」と記載があるものは、大豆の皮がついたまま粉末にしたものです。大豆を丸ごと食べられるため、栄養価が高くなります。

一方、大豆の皮をむいて作ったタイプは、舌ざわりがよいといわれています。また、大豆を長時間かけて炒った深煎りタイプのものは、色が濃く香ばしい味わいが特徴です。

【4】豆の種類で選ぶ

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きな粉の原料である大豆の種類は、「黄大豆」「青大豆」「黒大豆」に大別されます。一般的なきな粉は、黄大豆を使用した黄褐色のものです。お餅にかけたり、牛乳やヨーグルトに混ぜたり、あらゆる用途に使いやすい種類です。

青大豆を原料にしたきな粉は淡緑色をしており、「青きな粉」や「うぐいすきな粉」などと呼ばれます。うぐいす餅はもちろん、おはぎやくず餅などにも使われるので、目にしたことがある方もいるでしょう。

黒大豆のきな粉は黄大豆のものより甘みが強く、収穫量が少ないため高価になります。

【5】ブレンドされているもので選ぶ

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きな粉は商品によって原材料がさまざま。きな粉を使ったレシピやお菓子など活用する用途によって選び方も変わるので使用するシーンや好みを確認してみましょう。

「きな粉のみ」は香りを楽しみたい方に

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純粋な大豆の香ばしさを味わいたいときは、大豆100%のものを選びましょう。パッケージに「きな粉」という言葉が記載されていても、100%ではない場合もあります。

特徴的な食感を売りにした商品や大豆以外の素材を組み合わせてつくられた商品など、最近では「きな粉関連商品」が豊富にあるので、原材料の表示を必ず確認しておくといいですね。

食べやすさなら「ブレンドきな粉」を

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大豆のみが使われたきな粉が食べにくいと感じる場合は大豆のみではなく、オリゴ糖・黒糖・黒ごま・アーモンドなど、さまざまなものがブレンドされたタイプを選んでみましょう。大豆100%のきな粉よりも、比較的食べやすく感じるので、少しずつきな粉の味わいを楽しめます。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)