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【この記事のエキスパート】
フランス在住 レシピブロガー:戸塚ブランシェ敦子
日本ではアパレル業を経て、雑貨のバイイング、雑貨と食品の商品企画に従事。現在はフランス在住。
和食レシピをフランス語で、フランスで学んだレシピを日本語で紹介したレシピブログ "La bonne poire -ラフランスの台所-"のブロガー。
その他、不定期料理アトリエの主催、パリを中心とした情報サイト パリエトワのライター。
この記事ではバターの酸化を防ぎ、美味しく保存できるバターケースの選び方とおすすめ商品を紹介します。ニトリや無印良品、曙産業といった人気メーカーを中心に、常温で保存できる商品や、バターを切れるカッター付き、北欧っぽいおしゃれな陶器製などをピックアップ!
衛生的に美味しくキープ!
バターケースを使うメリットとは?
バターのフィルムを剥がすと、すぐに硬くなったりニオイが気になったりしたことはないでしょうか?
これは、バターが酸化してしまうことが原因です。バターが酸化してしまうと、風味、食感、色の変化、味の劣化が進みます。さらに、一度開封したあとにそのままパッケージに保存することで、雑菌が繁殖する可能性があります。
それらを防ぐためにも、密閉力が高く美味しく保存できるバターケースが必要になるというわけです。
さらに、ナイフやカッターがついている商品ならまな板と包丁を出す必要もないので、頻繁にバターを使う方は要チェックのアイテムです!
【エキスパートのコメント】
>>>プロからのワンポイントアドバイス
バターを購入時の紙箱や銀紙包装のまま冷蔵庫で長期間保存していると、におい移りがして確実に味が落ちます。
バター愛好家のひとりとして、バターを最後までおいしく食べてもらうには、バターケースに入れて保存することを強くおすすめします!
何よりも大切なことは、バターをしっかりと密封できること。朝食がパン食の人にとっては、一日の始まりの大切なひとときを彩るバターケースを、是非見つけてほしいです。
あなたのお気に入りが見つかると、バターを食べるのがもっと楽しみに、そしてバターがもっとおいしくなりますよ。
素材、密閉性、サイズ、デザイン、機能で比較!
バターケースの選び方
ここからは、フランス在住のレシピブロガー・戸塚ブランシェ敦子さんへの取材をもとに、バターケースを選ぶときのポイントをご紹介します。
ポイントは下記のとおり。
【1】素材
【2】サイズ
【3】密閉性
【4】あるとさらに便利な3つの機能
【5】お手入れのしやすさ
【6】デザイン
上記のポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うバターケースを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材の特徴で選ぶ
バターケースの素材には、陶磁器製、木製、ホーロー製、プラスチック製、ガラス製、ステンレス製など、さまざまなものがあります。主な素材の特徴を紹介するのでチェックしてみてくださいね。
陶磁器・ホーロー・ガラス製|長期間保管におすすめ
陶磁器・ホーロー・ガラス製は、お皿と同様にカンタンに洗浄できるのでお手入れしやすいのがメリットです。また、バターの風味を維持しやすいのも魅力です。冷蔵庫内でほかの食品の臭いがつきにくいので、長期間保管にも向いています。
デザイン性が優れているものが多いので、食卓にそのまま並べても違和感がありません。ただし、落としたりぶつけたりしてしまうと破損しやすいので、取り扱いには注意しましょう!
プラスチック製|軽量で割れにくい!
プラスチック製の特徴は、壊れにくく、なんといっても安価なところ。ダイソーやセリアなどの100円ショップでも販売されています。安いので、汚れてきたら気軽に買い替えることができますよね。密閉性が高いのも魅力です。
木製|冷蔵庫の中でも温度や湿度が変化しにくい
ケースのなかの温度や湿度が一定に保て、バターの風味を長期間損なわない造りになっています。木のぬくもりを活かしたデザインは食卓にもなじみ、持っているだけでも気分が上がりますよね。
一方、デメリットはなんといっても「お手入れの手間」でしょう。定期的にしっかりと乾燥させ、カビ対策をしていきましょう。
ステンレス製|スタイリッシュな見た目が魅力
ステンレス製の魅力は、軽さと耐久性の強さです。長く愛用したい方にはステンレス製のバターケースがおすすめです。
ただし、細かい傷に弱い点や、電子レンジが使えないという点には注意しましょう。見た目もスタイリッシュなので、食卓に出しっぱなしにしてもおしゃれで映えます。
【2】ケースのサイズはいつも買うバターサイズに合わせて
一般的な200gのバターの寸法(※)プラス20mm程度の内径は最低必要でしょう。もちろん日常的に450gサイズを使用される方はそれに合わせたものをお選びください。
※参考 明治『北海道バター 200g』の寸法は、幅約62mm×奥行約123mm×高さ約26mm(銀紙で包装された状態を計測)
【3】密閉性の高さを確認
開封直後のバターの品質をできるだけ保持するためには、密封性の高いバターケースを使うことが大切です。
一般的な密封容器のように、フタにパッキンが付いているバターケースは、密封性が高くバターの品質保持に役立ちます。さらに、フタにバルブが付いているタイプなら密封効果がより高まるでしょう。
また、バターナイフの持ち手を外に出す溝部分も確認が必要です。バターを外気に触れないように保存するには、この溝がない商品のほうが密閉性が高く保存容器としてふさわしいでしょう。
【エキスパートのコメント】
>>>プロからのワンポイントアドバイス
バターを最後までおいしく食べ切るには、急激な温度変化を防げる素材のものがおすすめです。
木製のものは熱くも冷たくもなりにくいので、温度変化の影響を受けにくく、自然な調湿効果も期待できます。
陶磁器製のものは冷蔵庫から出したあとも、ほかの素材より長い時間冷たい温度をキープしてくれます。
【4】あるとさらに便利な3つの機能をチェック
お料理やお菓子づくりにも使うことの多いバター。おしゃれなバターケースもいいですが、実用的なタイプの商品も便利です。
バターカッター付き|一定量ずつカットできて料理のときも軽量いらず
いつも決まった量のバターを使う方や、料理で使うことが多い方には、バターを定量にカットできるバターカッター付きのケースが便利。5gや10gにカンタンにカットできるので、使うときにわざわざ量ったり切ったりする手間が省けて便利ですよ。
また、バターカッター単体でも発売されていますが、省スペースに収納したい方や安く済ませたい方は、ケースにカッターが付属しているタイプがおすすめです。
フタの裏がまな板|フタ裏でバターを好きな形にカット!
好きな分量だけカットして使いたい方には、バターケースのフタをまな板代わりにできるタイプがおすすめ。ケースごとさかさまにすればフタの裏にバターが乗るので、そのまま好みの大きさにカットできます。まな板を洗う手間も省けて、省スペースで作業できるので便利ですね。
プラスチック製はキズが付きやすいので注意しましょう。まな板として使用する場合は、フタが木製のタイプがおすすめです。
バターナイフ付き|冷えて固いバターもするする取れる!
バターナイフが付属しているもの、ケース内に収納できるものなどは、バターの使用頻度が高い場合に便利です。
冷蔵庫から取り出したばかりのバターは、硬くて伸ばしづらいですよね。バターナイフがあれば、硬いままのバターも薄くとって伸ばすことができます。毎朝トーストにバターを塗る方は必見の機能ですよ!
【5】角が丸いと洗いやすい! お手入れのしやすさで選ぶ
食品をいれるケースだからこそ、衛生的に使いたいですよね。お手入れのしやすさもチェックしましょう! 洗いやすさの観点だと、四角いバターケースよりも、角が丸くなっているバターケースの方がおすすめ。
スポンジが角にもしっかりとフィットして、キレイに洗うことができます。なかには、食洗機対応の商品もあるので、その場合は形状は気にしなくてもキレイにできていいですね。
また、パッキンが付いているものは、パーツを分解して洗えるものの方が洗いやすく、清潔に保てます。
【6】おしゃれなデザインで選ぶ
バターケースは、おしゃれなデザインのものがたくさん。せっかくケースを買うなら、気分が上がるデザインを選びたいですよね。
かわいいデザインもあれば、ステンレスなどのスタイリッシュなものもあります。素材ごとの特徴を理解したうえで、デザイン性にも注目してみましょう!
【エキスパートのコメント】
>>>プロからのワンポイントアドバイス
私の住むフランスでは、長方形皿の上にバターを乗せ、上からフタをかぶせるバターディッシュタイプのバターケースが多く使われています。
普段からデコラティブな陶磁器などの容器を使っている人もいます。その一方で、普段は実用的なプラスチック容器で保管し、ダイニングテーブルで使用するときにとっておきのバター皿に移す人もいます。