きょう26日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、“再現ドラマの女王”に密着する。

  • 『セブンルール』の密着を受ける芳野友美=カンテレ提供

さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、女優の芳野友美(38)で、際立った演技力が定評を集め、数多くの人気番組に“再現ドラマ”でオファーを受けるが、華やかさな芸能界に籍を置きながら、華やかさとは無縁の生活を送っている。

彼女が芸能界に足を踏み入れたのは17歳の時。雑誌の美少女コンテストで審査員特別賞を受賞し、アイドルとしてデビューした。さらに、当時大人気だった篠原ともえの妹分として歌手デビューするなど、順風満帆なスタートを切るが、仕事はすぐに無くなり、「そこから暗黒時代に入った」と振り返る。

転機となったのは25歳の時。所属事務所の社長から“再現ドラマ”への出演を勧められたことを機に仕事が増え、『奇跡体験!アンビリバボー』や『行列のできる法律相談所』など、これまでに300本以上の番組に出演し、今では“再現ドラマの女王”と呼ばれるまでになった。

1週間を、再現ドラマや自主映画の撮影、オーディションなどで忙しく埋めていくが、現実は厳しく、アルバイトをしながら、天井に穴の空いた七畳一間の部屋で倹約生活を送る。心に葛藤を抱えながらも、「今の目標は?」と聞かれれば、「連続ドラマのレギュラー出演ができる女優になること」と言い切る彼女のセブンルールとは…。

出演者たちは、VTRが始まったと同時に「普通の女優さんとどう違うんだろう?」(YOU)、「30分で足りる? 私1時間は見られる」(本谷有希子)と興味津々。若林正恭は、下積み時代にオーディションを受けては落ちていたと振り返るが、ある大物芸人からかけてもらった言葉に、思わず“涙”で大事故寸前になったという。