アットホームは2月25日、「通園に関する実態調査」の結果を発表。調査は1月19日~20日、一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の幼稚園・保育園(こども園や認可外保育施設含む)に通う子を持つ男女各316名を対象に、インターネットで行われた。
はじめに、自宅からの通園時間を聞いたところ、幼稚園は平均15.2分、保育園は平均12.0分となり、全体平均は13.6分という結果に。一方、理想の通園時間は平均8.7分となり、理想と現実との差が明らかとなった。
続いて、通園時間を短くするために引越しを考えたことがあるか尋ねたところ、12.8%が「はい」と回答。そのうち、実際に引っ越しをした人の割合は、52.1%だった。
次に、子どもが入園するタイミングで、夫婦のどちらかあるいは両方が就業形態を変えたかを聞いたところ、21.2%が変えたことがあるとのこと。幼稚園・保育園別にみると、幼稚園では10.8%だったが、保育園はその約3倍となる31.6%だった。
具体的に、誰がどのように変えたのか教えてもらったところ、幼稚園・保育園ともに「ママ(妻)が時短勤務にした」が最も多く、それぞれ幼稚園35.3%、保育園57.0%という結果に。次いで、幼稚園では「ママ(妻)が退職した」(26.5%)、保育園では「ママ(妻)が転職した」(31.0%)が続いた。